書きたいと思う事、長い文章になるとなかなか時間が取れないのですが、今日はO次郎が学校をお休みして家にいるので、この機会にちょっとまとめてみたいと思います。
もう1年になるかな。夫婦(カップル)のカウセリングのようなものに通ってるのです。基本は2週間に1回、毎回1時間たっぷり時間を取ってくれます。
無料なのです。
初めは確か、家族のことを色々相談する場としてどうですか?みたいな感じで勧められたのかな。
Q太郎の病院通いが終わる頃だったので、一応、相談機関があると安心だろうということで軽い気持ちでお願いしました。
話しを聞いてくれるのは、2人のドクター。
30代くらいの若い男性と、多分40代くらいの姉御肌の女性。
どちらも話しやすい、とても良い先生なのですが、初めは何を話したらいいのか全く分からなくて・・・。自分のこととなると、そんなに不満があるわけではないから、話すことがない。
もちろん子供達のことも話題になるし、こちらから話すことがなければ、あちらから色々質問されるけど・・・
2人のドクターが1時間割いてくれていて、それが無料というのは税金が使われてるということなんですよね。このまま続けてどうなんだろう?と考えたこともあったけど、やっぱりいざという時に頼りになることもあるし・・・
それでも辞めようかな・・・・と時々考えるのは、「カップル(夫婦)のことを話しましょう」と言われる時です。
やっぱりね、文化が違うんですよ。
フランスは完全にカップル文化なのです。子供がいようがいまいが、夫婦間に愛情がなくなったら即離婚が多い。
それで私たち夫婦が、2人だけでの外出がほとんどないことに疑問を呈されるのです。
私たちだって結婚して15年は過ぎました。若い時のように夜外出したいとはあまり思いません。映画だって、自分が見たいものは昼間ササっと見てしまうし、週末はQ太郎パパがO次郎を連れて行くことも多い。
夫婦での外出といったらレストランでの外食なんかも定番かもしれないけど、うちはQ太郎パパが作っちゃうからね。そんなに行ってみたいレストランもありません。
子供が出来る前はそんなんじゃなかったでしょ?と言われますが、子供が出来る前とは状況も年齢も違うから、簡単には比べられない。
子供が出来てから、夫婦2人だけで旅行に行ったことがない事にも驚かれました。家族旅行ダメですか?私は子供たちと行く旅行、楽しいんですけど。
Q太郎パパもそんな積極的に話す方じゃないから、結局私に話しを振られて、ベラベラと喋って自己嫌悪に陥ることも多々。細かいニュアンスをフランス語で正確に話すことが難しいこともあるのです。
それで今週ははっきり言ってみました。
「文化が違いすぎます。フランスは伝統的にも典型的カップルの国、日本は違います」
それから日本のカップル(夫婦)はどんな感じなの?に始まり、日本の映画でそういうのが見れるのある?というので、成瀬の名前を出したりしてたら、後半20分は映画の話しして終わった・・・
次回は、日本の男女が描かれたお薦め映画10本くらい選んできて・・・と言われる始末。
ツッコミどころが満載。カウンセリングに行ってるのに、ストレス溜まって別のカウンセリングが必要な感じ。
えもじょわさんのクッキー、今日はホワイトチョコ忘れませんでしたよ。
コーヒーを淹れる時に何か甘いものが食べたいなと思って、同時に作り始めました。焼き時間8分、コーヒータイムに間に合いましたよ。