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by Qtaro-mama

「Enfances」、そしてカンヌが始まる


昨日はカンヌ映画祭の開会式があったので、Q太郎とテレビでちょっとだけ見ました。審査委員長のショーン・ペンが結構、緊張しているように見えましたよ。他の審査委員のメンバーも、意外と若い人たちで固められてる事に気がついた。面白そうな作品見つけたら、またこちらでも紹介しますね。

「Enfances」、そしてカンヌが始まる_f0035251_3553862.jpg
昨日は「Enfances」という作品を見てきました。

6人の大監督の子供時代のエピソードを描いたオニムバス。

フリッツ・ラング
オーソン・ウェルズ
ジャック・タチ
ジャン・ルノワール
アルフレッド・ヒッチコック
イングマール・ベルイマン

1つ見終わるたびに、その監督の名前が出るのですが、全てホォーっと唸りたくなるようなエピソードとなっていて、なかなか面白かったです。その中でも一番好きだったのは、ジャン・ルノワールの話しかなぁ。ジャック・タチは、12歳の時に、すでに身長1m80cmあったそうで、それが面白く描かれてます。

これら6人の監督が、どんなスタイルの映画を撮ってた人なのか分かってるともっと楽しめる・・・そんな作品でした。


以下は先週見た2本です。

「Enfances」、そしてカンヌが始まる_f0035251_3544379.jpg
「時間と風」
監督:レハ・エルデム


トルコの田舎、山間の村。子供の目から見た両親、大人達。主役の男の子がガエル・ガルシア・ベルナルに似ていて可愛かった。次回作が楽しみな監督かも。


「Enfances」、そしてカンヌが始まる_f0035251_154879.jpg
「Deux jours a tuer」
監督:ジャン・ベッケル


タイトルから思いっきり殺し屋系のアクションを想像してたら、全然違った。結構辛い話というか・・・何もそこまでしなくてもって感じた。

主演はアルベール・デュポンテル。監督作「ベルニー」のイメージが強くて、なぜか彼がシリアスな役をやるのに私はいつも違和感を感じてしまう。でも人気ある俳優さんですね。

監督ジャン・ベッケルのお父さんは、もちろんジャック・ベッケル。個人的にお父さんの方の大ファン。「モンパルナスの灯」という作品もあるけど、やっぱり1960年に作られた「穴」が代表作かな。映画館で見るのが望ましいけど・・・レンタルでもOK。私は「赤い手のグッピー」がもう一度見たい。
Commented by ヤヨイ at 2008-05-16 10:42 x
こちらではカンヌの情報が少ないので楽しみにしてますね!
あったとしてもハリウッドスターのゴシップばかりだし(笑)

『ベルニー』検索したけど私見逃したみたいだわ。
あらすじ読んですごく観たくなった。
私は『穴」大好きな作品の1本です。
Commented by Qtaro-mama at 2008-05-16 16:26
>ヤヨイ さん
今日が一応、コンペティションでアルノー・デプレシャンの作品が上映される日のようです。マチュー・アマルリックは007も楽しみだねぇ。
「ベルニー」は渋谷のレイトだったと思う。「穴」は映画館で見るのもドキドキして楽しいね。
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by Qtaro-mama | 2008-05-15 15:53 | 映画 | Comments(2)