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by Qtaro-mama

パン・コティディアンのタルティン


私がフランス語レッスンを受けてるベトナム人の先生は、19歳でフランスに来たらしい。初めの5年間はフランス語が出来ずに、本当に苦労したという話は、彼から何回も聞いた。

フランス社会に溶け込むには、まず第一にフランス語を話さなければダメだと言う。フランス語さえ話せばどうにかなる・・・と。

これ、説明が難しいけど、先生が言いたいこと凄く分かる気がするのです。

今の私がそんな感じだから・・・。

前回フランスに住んでた時は、多分今よりフランス語出来てなかったと思う。だから何かあっても言い返すことや、聞いたりすることが出来なかった。それで3ヶ月に1回くらい、落ち込むような事件がドーンと起きたりしてた。

それで私の中では、フランスは住みたくない国ナンバー1みたいな感じで、引っ越しが決まった時はかなり落ち込んだものでしたが・・・

フランスに越してきて早9ヶ月。これまで一度も嫌なことが起こってない。最悪だと思ってたレストランのサービスの人も、みーんな笑顔で対応してくれるし、買い物の時の対応もスムーズ。

今回はどちらかというと、周りのフランス人の優しさにたくさん触れる機会があるというか、助けられる場面がたくさんあって、日々、感謝なのです。

ベトナム人の先生、週4日の授業はボランティアで一切報酬を頂いてないようなのですが、それは先生自身がお世話になったフランスという国に対してお礼をしたいからだそうです。

私も特にフランスに対してというわけではないのですが、年齢を重ねるとともに、これまでお世話になった方たちにお礼をしたいという気持ちはますます強くなってきてますね。


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今日も午前中テニスをやって、1時過ぎに友達とランチをするため、オペラ座方面へ自転車で移動。ルーブル周辺というか、セーヌ川を越えた辺りからどこもかしこも混んでてビックリした。

ランチは、久しぶりに「パン・コティディアン」へ。私が食べたのは、鶏肉とコンテチーズのタルティーヌ。

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お天気で、久しぶりにテラス席でのランチを堪能しました。


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帰り道、自転車でいつもと違う道を走ってると、この教会が目に入った。

Google mapで確認すると「サンジェルマン・ロクセロワ教会」となってる。

後ろの工事してる様子、これは・・・

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デパートのサマリテーヌ。

オープンが待ち遠しい。
Commented by Kiki at 2017-09-30 12:34 x
Qtaro-mamaさん、

痛いほどわかります。その国の言語を話せないとその文化に溶け込めないということ。私は習得か簡単な(ほかの言語に比べると簡単だと思います。)英語ですが最初の10年は通じないために話が進まなかったりバカにされたり、恥ずかしい思いをしたりとドーンと落ち込むことがよくありました。特に職場では。20年たったいまもそんなに上手ではないけれど、言い返したり、正したりできるようになり、楽になりました。(度胸がついたという説もあります。笑)お互いに母国語でない国での生活、無理せずにいきましょ!フランス語って複雑だから、Qtaro-mamaさんの大変さは私の比ではないですけれど。
Commented by ブリュッセル。 at 2017-09-30 21:55 x
今では普通にしゃべってるフランス語も最初の頃は、当時仕事で取引していたフランス人のデザイナーから(この人がアバズレちゃんで口が悪かった)小学生としゃべってるみたいだと言われたり相当やられて、その悔しさが習得する原動力になったような気がします。でもQママさんは永住するわけではないし、気楽に学んで行けば良いんじゃないかな?
ところで、ついにSamaritaine工事なんですね!LVMHなのでどんなラグジュアリーなデパートになるんでしょうね。左岸のBonmarchéみたいになるのかな〜。
Commented by 40ansparis at 2017-10-01 04:04
海外在住者なら誰でも経験ありますよね。でも、ママさんは出産も子育てもフランスで経験されているのでそれだって私には凄いな〜〜と感じますよ。
私も事あるごとにブログにもぼやいたりして来ましたが、悔しい思い、数えきれない程してきています。
今でも仕事場ではたまに嫌なお客様がいたりしますけど、言い返せる様になりたい!と思って頑張ってこれたので、そういうお客様のお陰でもある、と思うようにしてます、笑。
フランス語はまだまだ言いたい事が言えてないような気がして、、、、一生勉強です。
サマテリーヌ、ショッピングセンター、オフィスとlogement sociauxが一緒の複合大型施設になると聞いてますが今までのショッピングセンターとはきっと違うのが出来上がるんじゃないかな、と思っています。。
Commented by Qtaro-mama at 2017-10-01 06:18
> Kikiさん
こういうのはどこの国でも同じところありますよね。
ただ韓国では、韓国語がもっと話せるようになったからといって、もっと溶け込めてたかというと疑問に思うところはありました。
もうそちらも20年ですか!度胸がついたというのと、慣れみたいなのもあるのでしょうか。
でもいまだに、私が外国人で、フランス語か日本語かの勉強を選べと言われれば、フランス語を選ぶと思いますね。それくらい日本語は難しい言語だと思ってます。
Commented by Qtaro-mama at 2017-10-01 06:23
>ブリュッセル。さん
私も最近やっと正しいフランス語に興味を持ち始めたというか、学んでみたいという気持ちになってきました。
永住かどうかは分からないけど、Q太郎パパがいるかぎりフランス語は付いて回るんですよね。おっしゃる通り、今現在、気軽に学んでる感じです。

サマリテーヌ、中身の詳細は私は全く分からないのですが、私が前回住んでる頃から工事はとうに始まってるのです。問題はなかなか終わらないことです。
Commented by Qtaro-mama at 2017-10-01 06:29
> 40ansparisさん
今回その悔しい思いみたいなのが、全くないのです。これって私が変わったのか、それともパリジャンが変わったのか・・・はたまた途中に韓国を挟んだのが良かったのか・・・不思議に思ってます。

言いたいことが言えてない気がするというの何となく分かります。こちらが言ったことに対して、間違った意味で取られてると私もちょっともどかしく感じるかなぁ。

サマリテーヌ、昔のゆるーい感じの売り場にノスタルジーを感じるのは私だけじゃないですよね。

Commented by efendi at 2017-10-02 16:26
言葉って大切、と改めて思いましたよ。
腹を割って話すというのが自分の性格にあって、それができないと分かり合えない、と勉強に必死になった時期もありました。懐
当時を振り返ると私生活では戦ってる感じ、疲れもかなりありましたけど今じゃ感謝の気持ちが湧きますね。道でご老人の荷物運びをしてあげることができる(お手伝いしましょうか?と言える)のも、感謝の気持ちの一部なんですよね。
今の自分の年齢、周囲の友人知人にも感謝ということについて語る人が多いです、歳とったなー。笑
Commented by Qtaro-mama at 2017-10-03 05:43
> efendiさん
とにかく、日本みたいに「言わなくても分かる」みたいな文化とは違いますよね。こちらでは発言することは本当に大事な気がします。
やはり皆さん、勉強されてるんですね。私もここで腰を上げなきゃだなぁ。

そちらもご老人多そうですよね。パリもペットボトルを重そうに運ぶ年配のマダム、ムッシュー達をたくさん見かけます。私も思わずお手伝いしたくなりますね。
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by Qtaro-mama | 2017-09-30 06:42 | 料理・食べ物 | Comments(8)