モンパルナス

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セザール賞の結果

昨日のセザール賞の結果をまとめてみました。

作品賞にノミネートされていたのは、「Seraphine」「Entre les murs」「Le Premiere jour du reste de ta vie」「Mesrine」「Il y a longtemps que je t'aime」「パリ」「クリスマス・ストーリー」の7作品。

オスカーのように、作品賞がある程度予想される事はなく、どれがとってもおかしくない状態だったと思います。賞が進む中で、「Seraphine」が技術部門でいくつか続いたので、あぁ、もしかしたら作品賞もかなぁとは感じましたね。

主演女優賞はクリスティン・スコット・トーマスも考えられたけど、「Seraphine」(セラフィーン)を演じてたヨランダ・モローも確かに素晴らしかった。個人的には「ルイーズ・ミシェル」の中の彼女が最高でした!

今年の審査委員長はシャルロット・ゲンズブール。下のリンク先は私が書いた記事です。


Seraphine7部門(作品、主演女優、オリジナル脚本、音楽、衣装、撮影、美術)
Mesrine 3部門(監督、主演男優、音声)
Le Premiere jour du reste de ta vie 3部門(新人男優、新人女優、照明)
Il y a longtemps que je t'aime 2部門(助演女優、新人監督作品)
クリスマス・ストーリー (助演男優)
Entre les murs (脚色賞)
Les Plages d'Agnes (ドキュメンタリー賞)
Les Miettes (短編賞)
戦場でワルツを (外国映画賞)


ちなみに、以前こちらで紹介したギョーム・ドパルデューの「Versailles」は「ベルサイユの子」というタイトルで日本公開されるようです。
by Qtaro-mama | 2009-02-28 23:06 | 映画 | Trackback | Comments(6)

グレゴーリ・チュフライ 「誓いの休暇」

今、セザール賞(フランスのオスカー)の発表をテレビで見てるところ。

この機会に、自分が好きな映画、最近見直したいと思ってる作品について書きますね。せっかくなので毎日の映画とは区別して「Q太郎ママの映画」というカテゴリーを作りました。たまにはこういった形で好きな作品を紹介出来たらと思ってます。

第一回目は「不思議惑星キンザザ」にしようと思ったけど、Youtubeで映像を見つけたので、そちらで見てから再度紹介する事にして・・・今日は同じソ連映画の「誓いの休暇」。


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1959年製作、監督はグレゴーリ・チュフライ。

戦場で思わぬ手柄をたてた兵士が、6日間の休暇を貰った。彼はその休暇を利用して、往復だけで4日間もかかる、母の待つ故郷へ帰ろうとする。しかし、旅の途中、困っている人を見ると捨てておけない彼は、貴重な時間を割いて人助けをしてしまう……。善良な青年を描いて、さりげなく反戦テーマを打ち出した小品。(allcinamaより抜粋)

タイトルとストーリーが一致しなくて、学生時代に2度、3度と見に行ってしまった作品。とにかく主役の兵士が清々しくて、見た後、素直に気持ち良いのです。

今はこういったのもDVDで簡単に見れるんですねぇ。ソビエト時代の映画なんか見たことないよという人に、是非お薦めしたい作品です。
by Qtaro-mama | 2009-02-28 06:59 | Q太郎ママの映画 | Trackback | Comments(4)

新しいワッフルメーカー「Super 4 Gaufres」

昨日は黒ごまアイスを作りました。黒ごまを自分ですってペースト状にするという過程が大変だったけど、Q太郎にもパパにも好評でした。フードプロセッサーがあれば黒ごまをペースト状にするのも簡単なんでしょうね。

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アイスを作った際に余った卵白で、今朝はさっそくフィナンシエを焼きました。

黒ごまか紅茶フィナンシエを試してみたいと思いつつ、今日もクラシックな味。焼き色がかなりハッキリ付きましたよ。


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今朝はQ太郎パパが待ち焦がれていたある商品が届きました。


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中を開ければ分かるかな?


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ゴーフル(ワッフル)が1度に4枚焼ける器具。その名も「Super 4 Gaufres」と言います。

Q太郎パパが今まで使ってた機械はとても古いもので、中身が取り外せず掃除をするのが大変なのです。この4枚焼ける機械を知って、「新しいの買えばぁ?」と前から言ってたのですが、本人は遠慮してた様子。やっと買う気になってくれたようです。

Q太郎パパの場合、こういったのを買ったとしても宝の持ち腐れとなるわけじゃないですからね。こういった買い物なら私も大歓迎。

いつもの丸いリエージュスタイルではなく、四角いブリュッセルスタイルのワッフルが美味しく焼けそうな雰囲気。さっそく明日使ってみるような事言ってました!
by Qtaro-mama | 2009-02-27 22:05 | 料理・食べ物 | Trackback | Comments(10)

加藤泰 「明治侠客伝 三代目襲名」

昨夜は久しぶりに手持ちのDVDを見ようと思って、加藤泰のボックスセットから1本チョイス。


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明治侠客伝 三代目襲名

監督:加藤泰



このタイトルに藤純子の名前で、てっきり「緋牡丹博徒」シリーズの1本かと思ってたら違った。

1965年の作品で、主演は鶴田浩二。久しぶりに見たけど、大阪弁を話す鶴田浩二がやたらカッコいい。昔は凄い人気だったと聞くけど、かなり納得の存在感。

ところで皆さん、「緋牡丹博徒」シリーズ見たことあります?富司純子(藤純子)さんが「緋牡丹のお竜」で活躍した任侠物です。

昔働いてた映画館にて、レイトショー上映された時は欠かさず通いましたが、確かその時は6本しかやらなかったんですよねぇ。調べてみると、「緋牡丹博徒」シリーズというのは8本あるらしい。

緋牡丹博徒
一宿一飯
花札勝負
二代目襲名
鉄火場列伝
お竜参上
お命頂きます
仁義通します

見てない2本って何だろう?
映画館で見た際の「二代目襲名」(←記憶が定かじゃないけど)のプリントの状態があまりにもヒドかったのをいまだに覚えてる。初めっから飛び飛びではあったけど、最後の決闘シーン、始まったと思ったら5秒後くらいには映画が終わってた。あっという間で、その場にいた人たち、みんな動けなかったよ。映画全体から30分近くはフィルムが抜けてたと思う。

シリーズ3本目の「花札勝負」の予告編見つけました。お竜さん、おそろしくカッコいい。必見ですよ!


by Qtaro-mama | 2009-02-27 06:40 | 映画 | Trackback | Comments(6)

Kinks「Muswell Hillbillies」

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Muswell Hillbillies(マスウェル・ヒルビリーズ)
キンクス

昔はいまいちピンと来なかったアルバムだけど、最近になって良く聴いてます。Q太郎いわく「1曲目が良いよ」との事。私はラストのタイトル曲「Muswell Hillbillies」が好き。


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Lola vs, the Powerman & the Money-Go-Round, Pt.1
(ローラ対パワーマン、マネーゴーランド組 第一回戦)

同じキンクスでも聴きやすさでいったらこれかな。

映画「ダージリン急行」では3曲、フィリップ・ガレルの作品では「This Time Tomorrow」がまるまる1曲使われてたのが印象的だった。

ちなみにこちらで紹介したアレックス・チルトンのカバー写真を撮影した際の家、アレックスが引っ越ししてしまった後の住人は、このキンクスのボーカリスト、レイ・ディビスだったとの事です。いろいろな所で繋がってるんですねぇ。
by Qtaro-mama | 2009-02-26 22:31 | Q太郎ママのCD | Trackback | Comments(2)

クリント・イーストウッド 「グラン・トリノ」

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グラン・トリノ
監督:クリント・イーストウッド

「チェンジリング」があまりにも完璧だったので、この作品に関してはそこそこ見れるようだったら良いかなぁくらいに考えてたら・・・

個人的には「チェンジリング」より好きかもしれません。

ユーモアがあって、人間臭くて・・・イーストウッドがカッコ良過ぎます!


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上のポスターだけだと、どんなストーリーが想像出来ませんよね。日本版予告、リンクしておきます。興味ある方は見て下さい。

隣りに住んでるアジア系の家族、字幕で「Hmong」となっていて、アジア人を指す言葉なのかと思ってたら、ミャオ族、モン族(wikiより)という意味なんですね。勉強になりました。
by Qtaro-mama | 2009-02-26 00:43 | 映画 | Trackback | Comments(8)

パリで道を聞かれるという事

たまに道を聞かれるのです。

観光客に道を聞かれるのは大歓迎なんですが・・・相手がパリジャンとなるとまた別の話し。道を聞かれるたびに、嫌な思いをするのは私だけでしょうか?

例えば、私が良く知らない地区で道を聞かれたとしましょう。通りの名前を言われても分かりませんが、私は常に地図を持っているのでカバンからゴソゴソと取って差し出します。その地図を目の前にしても、「あ〜、あなたは分からないんですか?」と聞いてきます。だから「私は分からないけど地図を持っています」と言います。すると「分からないなら結構です」と言ってその聞いてきた人は立ち去ります。

こういう事が1回や2回じゃないんです。何度も何度もあります。私の感覚だと分からないままウロウロするよりは、地図を見て確認した方が早いと思うのですが、そうじゃないのかなぁ?

先週も、大きな荷物を持った二人組のマダムに道を聞かれました。いつものように地図を差し出し、協力して目的の場所を探すと、駅から全く反対方向に歩いてきてしまった事が判明。ここで地図を見ずに歩き続けたら、どんどん離れて行ってしまったはず。一応マダムには感謝されましたが「あなたは色々な物を持ち歩いてるのねぇ」と言われ、モヤモヤしたものが残りました。

こんな事が続いたので、Q太郎パパにちょっとグチりました。そしたらQ太郎パパから「パリジャンみたいにすればいいんだよ」と言われました。

パリジャンみたいにというのは、ただ一言「知らない」と答えることだそうです。たしかにぃ〜「分からない」で会話を終わらせれば嫌な思いとかはしなくて済むんですよね。

ちなみにパリジャンというかフランス人、間違った情報というか自分の知らない道の事でも平気で堂々と教えることあります。だれかれ構わず道を聞くのは間違いです。知ってそうな人を選んでから聞いた方が良いです。

どうして今日この事について書こうと思ったかというと、まさに先ほども道を聞かれたからなのです。

場所はモンパルナス駅からちょっと離れたところ。vaugirard通りを聞かれました。vaugirardにはrue(通り)とboulevard(大通り)があって、自分でもちょっと考えないとどちらがboulevardか思い出せないほど。頭の中でちょっと考えましたが、その聞いてきたおじさんは私が考える時間さえも待てない様子(その間、5秒くらいなんですが)。イライラした様子で「それじゃぁ、モンパルナス駅はそっちですよね」と指差すのは全くの反対方向。とりあえず駅の正確な方向だけ教えて別れました。

一連の様子を見ていたQ太郎には「地図出して教えてあげれば良かったのにぃ」と言われてしまいましたが・・・あのおじさんには絶対無用だったと思うよ。
by Qtaro-mama | 2009-02-25 05:22 | Trackback | Comments(11)

ダゲール街のパン屋さん

図書館に行った帰り道、先日、近くに新しいパン屋さんを見つけたことを思い出して寄ってみました。

お店の名前は「L'atelier d'Antan」。ダゲール通りにあります。モンパルナスに同じ名前のレストランがありますが、そことは関係ないのかな?


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Q太郎にはとりあえずクラシックのハムとチーズのサンドイッチ。こういったパンに入ってるのは結構珍しいかも。


自分の分を迷いに迷い、とりあえず一番派手だったチキンのサンドイッチを選びましたが、やたらデカイ。
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カメラに収まらないので、Q太郎に持ってもらいました。


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こんな風に中身も具沢山。

なぜこんなに大きいのか、食べながら考えましたが、もしかしたら普通の人は誰かとシェアするのかも。Q太郎のサンドイッチが要らなかったかなぁ。

ここのパン屋さん、普通のバゲットなんかも美味しそうでした。今度、夕飯用に買ってみたいと思います。


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今日のおまけ。

同じダゲール通りの、あるお宅の前。どんな素敵な人が住んでるんだろうと思わされるドアです。
by Qtaro-mama | 2009-02-24 21:12 | 料理・食べ物 | Trackback | Comments(6)

Tomm Moore 「Brendan et le secret de Kells」

昨日の日曜日、Q太郎はパパのジョギングに初めて自転車で伴走。近くの公園を10周、距離にして7キロ。パパも一緒に走る相手が出来て嬉しいみたい。

夕方になってから三人で散歩に出かけることに。天気が悪かったのでとりあえずルーブルを目指しました。

モンパルナスからだとまっすぐまっすぐ歩くだけ。セーヌ川に突き当たった所で橋を渡ればルーブルです。Q太郎のお喋りを聞きながら歩いていたら、あっという間に着きましたよ。


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Brendan et le secret de Kells
監督:Tomm Moore

先日、Q太郎が見終わった後、絵を描き始めたという映画がこちら。ヴァイキングの攻撃から「ケルズの書」を守るというストーリーかな?ケルト文様がかなり素敵だったと言ってました。私自身も「ケルズの書」については全く知りませんでしたが(The Book Of Kellsの名前は聞いた事あったけど)、Amazonのページ見てたら欲しくなった(実際に手に取ってみないと買う勇気はありませんが)。Q太郎パパは読んだ事あるそうです。


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The tale of Despereaux
監督:Sam Fell, Robert Stevenhagen

見終わった後、Q太郎に「Rat」は日本語で何て言うの?と聞かれた。

日本語だとネズミはネズミと言いたいところですが、「Rat」はやっぱりドブネズミでしょうか。フランス語だと(英語もかな)小さなネズミとドブネズミが明確に分かれてますが、あれってなぜなんでしょうね?

ネズミのDespereauxの勇気に拍手。バカンス中の1本として、意外と楽しめました。
by Qtaro-mama | 2009-02-24 04:27 | 映画 | Trackback | Comments(4)

Goda Tsuneo 「komaneko」

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Le petit chat curieux(Komaneko)
監督:Goda Tsuneo

皆さん、この「こま撮りえいが こまねこ」という作品ご存知でした?日本では2006年に公開されたようですが、私は全く知りませんでした。昨日、シネマテークでの上映があるのを偶然知って(プレミア上映)、Q太郎を連れて行ってきましたよ。

8ミリカメラをまわしてこま撮りをするコマちゃんとお友達とのお話し5編、全部で1時間の長さ。4歳以上が対象となっていたので、内容が子供っぽ過ぎるかなぁなんて思っていたら・・・。

隣りに座ってた女の子のパパはバカ笑いしてたし、斜め後ろに座ってたマダムは、前に身を乗り出して見てたし・・・私は最後の最後に涙が出たし・・・子供たち以上に絶対大人が楽しんでたと思います。


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物作りが大好きなコマちゃん。

私もQ太郎パパも男の子だと思ってたけど、公式サイトで女の子だと知ってビックリ。Q太郎なんか最後に出てくる犬のお友達を「ウサギ」だと思ってたしね。

フランス人の子供たちの反応はというと・・・ニャーニャーニャーニャー、合唱状態(笑)。凄かったですよ。

フランスの公開は3月25日となるのかな。お薦めです!
by Qtaro-mama | 2009-02-23 16:49 | 映画 | Trackback | Comments(6)