モンパルナス

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le cinema du Monde

あるテレビ番組雑誌の年間購読を申し込みました。その目当ての雑誌は毎週発売で、いつも買い忘れが多かったからです。年間で申し込むと、すでに毎週1冊ずつ買うより45%ほどお得な値段、それに発売日に郵送されてくるから、買いに行かなくても良い。それだけでも私は頼む価値ありと思ってたのですが、それに今ならDVD12枚セットが付いてくるという事でした。

そして届いたDVDのラインナップがこちら。

嘆きの天使(1930) ジョセフ・フォン・スタンバーグ
生きるべきか死ぬべきか(1942)エルンスト・ルビッチ
le chagin et la pitie(1969)マルセル・オフュルス
コレクションする女(1967)エリック・ロメール
追い越し野郎(1963)ディノ・リージ
無防備年(1945)ロベルト・ロッセリーニ
天使の詩(1965)ルイジ・コメンチーニ
青春群像(1953)フェデリコ・フェリーニ
北京の55日(1963)ニコラス・レイ
アギーレ/神の怒り(1972)ヴェルナー・ヘルツォーク
シェリタリング・スカイ(1990)ベルナルド・ベルトリッチ
黒い雨(1989)今村昌平

これは新聞のル・モンドの日曜版に付いてたDVDのシリーズで、本来は毎週新聞を買う事でおまけについてくる物ですが、それが一気に届いたというわけです。思いがけない「おまけ」に嬉しくて、さっそく「生きるべきか死ぬべきか」を見てしまいました。
by Qtaro-mama | 2006-02-27 23:22 | 映画 | Trackback(1) | Comments(2)

真夜中のピアニスト

昨日はフランスのアカデミー賞のような存在、セザール賞の発表でした。初めてテレビで見ましたが、全体的に(受賞結果を含めて)、つまらなかったです。

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結果は、「真夜中のピアニスト」の圧勝。10部門にノミネートされ、作品賞、監督賞を含めた8部門を獲得。主演のロマン・デュリスは受賞を逃しました。実は「真夜中のピアニスト」、悪くはないけど、私にとって大好きっていう程の作品ではないのです。私の好みでいえば、前作「リード・マイ・リップス」や「天使が隣で眠る夜」の方が断然上でした。

名誉賞をヒュー・グラントが受賞。「自分はあまり賞を貰った事がないので、本当に嬉しい」と言ってて可笑しかった。たしかに、彼はあまり賞を貰ったという話しは聞かないですね。かなり長いスピーチだったけど、全部、フランス語で通してて素敵でした。

フランス語の作品というと、どうしても尻込みしてしまう私ですが、まだまだ見たい作品、たくさんあります。これからドンドン挑戦していきますね。
by Qtaro-mama | 2006-02-26 23:59 | 映画 | Trackback | Comments(6)

2歳5ヶ月のQ太郎

とりあえず「嫌」と口にする事が多くなり、私もそれを聞くたびに笑ってましたが、最近の下痢が続いた日には、「ママ〜、オムツ替えて下さい、お願いしま〜す」と、毎回、オムツ持参で頼みに来てました。さすがのQ太郎も下痢にはイヤイヤ出来なかったようです。

2人でのお出かけはますます楽しくなったような気がします。道路でも、絶対手を離す事はないし、お店の中でも走り回らなくなりました。気がついたら、今年に入ってから、一度もベビーカーを使ってない。もう卒業かな?

日本語は最近、「もらう」と「あげる」を間違って使うことが時々あります。パパに物をあげたのに、パパに貰ったと言ってみたり、その逆もしかり。フランス語の場合、両方とも「donner」という同じ単語が当てはまるので、ちょっと使い方を混同してるようです。日常では、自分が知らない単語が出てくると(日本語、フランス語に限らず)、「その意味は何?」とすかさず聞いてきます。いろいろな事に興味あるようです。

昨日は、私が起きてすぐに腹痛、ソファで横になってましたが、とりあえずQ太郎の朝食を用意しなければと起きがろうとすると、「ママ、お腹痛いんでしょ? 自分で出来るから、寝てて大丈夫よ」との事。朝、パパから出勤する前に「ママは病気だから、やさしくするんだよ」と言われたらしく、その事を忠実に守ろうとしてるようでした。今の所、父親の言う事は絶対なQ太郎なのでした。
by Qtaro-mama | 2006-02-26 02:16 | Q太郎 | Trackback | Comments(0)

パリの幼稚園に入れる条件

今週の月曜、Q太郎が9月から入園する幼稚園の、校長先生と会ってきました。区役所での申し込み自体は。去年の11月に終えてましたが、今回の校長先生との面談(顔合わせ?)によって、正式に入学が許可されたという事になるようです。他の区のお友達だと、去年の9月、12月に終えてる人など様々。それぞれの学校、校長先生の都合でだいぶ違うようですね。日本の感覚だと、だいぶ早めに手続きが始まるんだなぁと感じる人も多いかもしれませんが、こちらの学校は、なにしろ2ヶ月に1回長期休暇があるので、これ位早めでちょうど良いのです。

幼稚園に入ると、まず警備員さんが居ます。パリの学校は、大体、外から見ただけでは、そこが学校だと分かるようには出来ていません。住んでいてもなかなか分からないので、観光で来て街を歩いているだけでは気付く事は少ないと思います。

入ってすぐに3階の校長室へ行きました。日本の学校の校長室っていうと、なかなか立派で、いろいろなトロフィーや賞状がたくさん飾られていた記憶がありますが、ここの校長室はとても狭く、先生の仕事机が1つあるだけで、私達3人が入るといっぱいになる大きさ。そして校長先生は女性でした。いくつかの質問(現在は保育園のような所に行っているか、電話番号、アレルギーの有無、給食は希望しているか?など)に答えて、先生が書き取って・・・所用時間は15分くらい。日本だったら、こういう質問事項は入園前に書類として提出するものではと思いましたが、まぁ、こうやって校長先生と直接やり取りする事で、子供達の事を早めに覚えてくれるのも悪くないなと思いました。

お昼は家で食べる事も出来ます。公立の授業料は無料ですが、給食費は有料だからです。そしてこの給食は、希望する子、全員が取れるわけではなく、働いている両親を持つ子に優先権があるようです。家で食べる事になると、親はその度に送り迎えがあるので、1日4回の往復となります。毎日だと負担になるので、私達も給食を希望し、それは受け入れられました。やはりお母さんが働いていないお友達の所は、給食を希望したら保留とされたようなので、私達は運が良かったかもしれません。

校長先生が最後に言いました。
幼稚園に入れる条件はトイレトレーニングがが完了している(オムツが外れている)事です。それはご存知ですよね?

はい、承知してます。でも、改めて言われるとちょっとプレッシャー感じちゃうな。9月の入園まであと半年。まだまだ時間があるようなないような。私としては切羽詰まれば、1週間でも外れるのでは?と楽観的に考えてるのですが・・・甘いですかね?
by Qtaro-mama | 2006-02-24 16:36 | Trackback | Comments(4)

パリの映画料金

Q太郎パパが映画1本を4ユーロで見れるチケットを買ってきてくれました。10枚綴りで期限は今年いっぱい。

4ユーロというと既に日本と比べると破格値と思われますが、パリではもっと安く見れるシステムがあります。それは映画館が出す「映画見放題のパス」です。例えば、ゴーモンとMK2が共同で出してるパスは1ヶ月19.80ユーロ(約2800円)、このチェーンの映画館だったらどこでも利用可で、公開されるほとんどの作品を見る事が出来ます。これってかなり衝撃的な料金だと思いませんか?

うちから徒歩2分の所にある映画館もゴーモン、スクリーン数は14。この系列の映画館はパリ市内至る所にあります。普段の料金は映画館によっても若干違いますが、だいたい9ユーロです。しかし、だいたい私は1回目の上映に行きます(11時前後の回です)。ほとんどの映画館で12時前、1回目の上映は約5ユーロで見れるのが普通です。

5ユーロ(約700円)も安いけど、見放題パスが使える映画館に月4回行ったら、やっぱりパスを買う方が安いという事になります。そうなると何でもかんでもとエスカレートしそうで、今の所、パスの購入はQ太郎の幼稚園入園以降に検討しようと思ってます。

日本の映画料金って、当日1800円ですよね。高いからお客が入らないのか、 お客が入らないから高いのか、とにかくこの料金設定、私は娯楽の域超えてると思ってます。
by Qtaro-mama | 2006-02-23 21:42 | 映画 | Trackback | Comments(2)

顔なし

Q太郎の下痢は大した事ないと思ってたら、ただの始まりだったようです。今日はかなりヒドいので、もう今週、保育園へ行くのは絶望だと思ってます。毎晩、夜寝る前に「明日、保育園行く?」と聞かれるのが辛い、よっぽど行きたいようですね。

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病気で静かにしていた週末、Q太郎パパが「顔なし」(英語名No Face)のお面を作ってくれました。

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映画「千と千尋の神隠し」の中のキャラクターです。Q太郎は最近、パパの本「The Art Of Spirited Away」が大好きで、毎日、1度は見てます。「千と千尋」の絵コンテや、キャラクター等、絵が中心で、どちらかというと美術書の意味合いが強いものなのですが、やはり絵の作りに何かを感じるようで、真剣に見てます。

肝心の映画の方は、Q太郎には後半30分、電車に乗って「銭婆」の家で行く所からしか見せてません。全部見せるには、ちょっと長過ぎますね。
by Qtaro-mama | 2006-02-23 00:30 | Trackback | Comments(2)

ロタウィルス

Q太郎の熱は、多分、ロタウィルスによるものだったようです。でも嘔吐なし。調べてみると、発熱、下痢だけの症状もあるようです。ロタウィルスはこれまで3、4回かかってますが、病院へは行った事ありません。Q太郎の場合、熱、嘔吐、下痢では家で回復するのをひたすら、待つだけです。

今日は保育園の日でしたが、まだちょっとだけ下痢して、疲れているようにも見受けられるので、大事をとって休ませました。でも先ほど、「ウィルスは便の中に1週間ほど出続ける」という記述を見つけました。もし今日、保育園へ行ってたら、先生やお友達にうつしてしまう事になりかねなかったですね。お休みして良かったとつくづく思いました。

そして、私、なんとなくうつったような気がします。今朝から悪寒、倦怠感があって、横になりっぱなし。食欲も全くないのです。あぁ、週末が待ち遠しい。
by Qtaro-mama | 2006-02-21 23:58 | Trackback | Comments(8)

物を買わない生活

私は結婚前から、「物を買わない生活」、実践してます。

きっかけは、昨日紹介したアレックス・チルトンの一言。
「自分は働くのが好きじゃないから、なるべくお金を使わず、その分働かないようにしてるんだよ」。この考え方、働くのが嫌いな私にピッタリだと思いました。物を買うにはお金が必要だから働かなければならない。でも、物を買わなければ、お金も必要ないから、働かなくても良い。

実際、家の中には意外と物が溢れているものです。聴いていないCDは山ほどあるし、洋服もサイズが変わらないから長く着れるし、旦那の所有する怪しげな置物がたくさんあるからインテリアには困らないし。どうせ買わないので、ウィンドーショッピングもしなくなったし、蚤の市へも行かなくなりました。

「物を買わない」と「節約」とは違いますね。私の場合、値段の安いお店をわざわざ探して買い求めるという事はないし、食品などはちょっと高くても美味しい方を選んでしまいます。これは性格もあるかな?

うちはQ太郎パパが家計を管理しています。私にとってはこのシステム、とても楽です。そして私は、Q太郎パパがお給料をいくら貰ってるのか知りません。気にならない事はないけど、それを知ったからといって何か変わるわけではないので、結婚前から聞く事はなかったし、Q太郎パパからもそういう話しは一切ないです。旦那さまのお給料額知らない人いますか? やっぱりみんな、1回くらいは聞いているのかな?
by Qtaro-mama | 2006-02-20 21:20 | Trackback | Comments(8)

Alex Chilton

「Box Tops」、「Big Star」を経て、現在もソロで活動するアレックス・チルトン。友達が彼の作品をいくつもリリースしてる縁で、私も親しくしていた時期があります。家に遊びに行ったり、彼がフランスに来たときは一緒に観光したり。ジャズフェスティバルの時期にニューオリンズに行った際、ホテルが満室で、どうしても空いてる所が見つからなかったときは、彼の家を宿として提供して貰った事もあります。いろいろとお世話になった人です。

去年9月のニューオリンズの台風被害、彼が行方不明だというニュースをネットで見て震えました。彼が無事だという知らせを聞くまでは、毎日、心配でたまらなかったです。屋根に登って、助けを待っているのが目撃された等、その後いろいろな話を聞きましたが、彼と直接話した友達によると、彼の家は20センチくらいしか水があがらなかったそうです。家の中も無事。彼のギターやピアノもそのまま残ってると聞いて、とても嬉しく思いました。

ミュージシャンにもファンが多いアレックスの音楽(実際、多くのミュージシャンにカバーされてます)、名作がたくさん残ってます。

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初心者にお薦めなのは「Top 30」。1997年にリリースされた2枚組、全30曲。1曲目のBangkok(名曲!)からガッツーンとやられます。ベスト盤の名に相応しい作品です。



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ベスト盤以降に出された「Loose Shoes and Tight Pussy」と93年に出された「クリシェ」が2in1で聴けるお得な2枚組CDも出ています。どちらも名盤なので、じっくりまるまる1枚聴き込むのもお薦め。彼の場合、ソングライターとして多く語られる事が多いように思えますが、私はギタリストとしても高く評価していますよ。

友達が「アレックスの音楽は、今の時代、全然売れないんだよ」と嘆いてました。当の本人は自分がやりたい事をやるだけで、売れる売れないは気にしてないと思います。2年程前、なぜか彼はパリのモンマルトルにあるホテルを気に入って、長い間、滞在していたそうです。ほとんど外出する事もせず、出かけるといっても、半径500mの範囲だったらしい。その彼が気に入ってたというホテルをいつか訪ねてみたいと思いながら、今日も彼の音楽聴いています。
by Qtaro-mama | 2006-02-19 22:22 | 音楽 | Trackback(2) | Comments(0)

午前3時半のブリオッシュ

今朝は、Q太郎の「朝ですよ〜、起きて下さ〜い」という声で起こされました。しかし時計を見るとまだ3時半。普段は、まだ起きるには早い事を告げると、そのまま自分のベッドに戻るのですが、今朝に限っては「朝ご飯食べましょう」と言って、布団を剥がしたまま返してくれない。昨日のQ太郎は、夕方、おにぎりとパウンドケーキを食べたのみで、夜はそのまま就寝。まぁ、大人だってお腹が空いて眠れない事がある。Q太郎は、昨日の晩食べてないのだから、お腹が空いて当たり前かなと思い、3人で台所に向かいました。

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am3:30、ブリオッシュを頬張るQ太郎



私とQ太郎パパの就寝は大体1時頃でした。2時間半後にこんな形で起こされるとは思ってなかったけど、食欲が出てきたという事は、回復に向かってるという証拠なので、眠い気持ちも忘れて、Q太郎の食欲に見とれてしまいましたよ。


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話しは変わりますが・・・フランスには、小松菜、春菊、青梗菜などのおひたしに出来るような、いわゆる葉もの野菜がほとんどありません。ほうれん草も日本のように束ではなく、根が切られて葉っぱだけバラで売られてます。水曜に行ったマルシェでクレソンが目に入り、サラダで食べようと買っておいたのですが、それで昨夜はゴマ和えにしてみました。

クレソンって、そのまま食べるとちょっと辛みがありますが、茹でてしまうと辛みが和らぎます。こういうおかずもたまには新鮮ですね。
by Qtaro-mama | 2006-02-19 02:26 | 料理・食べ物 | Trackback | Comments(6)