モンパルナス

カテゴリ:映画( 1366 )

不都合な真実

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アメリカの元副大統領、アル・ゴアの講演会に行ってきたような錯覚を覚えた

講演会のお題は「地球温暖化」



テレビ、ビデオで見るのでじゅうぶんかなと思った。映画館で見るメリットが見いだせない。それに扱ってる内容も、日本人にはある意味、常識的な事であって、驚きみたいなのもなく終わってしまった。

個人的にはアル・ゴアがこういう活動をしてるとは全然知らなくて、そこが一番驚いた部分。京都議定書に批准していないアメリカ、オーストラリアでは、テレビ放映して、もちろん全国民に見てもらいたい作品です。
by Qtaro-mama | 2006-10-14 00:29 | 映画 | Trackback | Comments(2)

Flandres

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監督ブリュノ・デュモンは、映画の作り方というものを心得ている

「ミニマリズム」



どんな戦争映画より、心にズシッと来るものがあった。映画の中では多くの事を語っていないけど、私に多くの事を考えさせた。

この作品は、今年のカンヌ映画祭でグランプリを受賞してますね。これは前作「ユマニテ」に続いて二度目です。

一般的にはこの手の作品、好きか嫌いかがハッキリ別れると思います。
by Qtaro-mama | 2006-10-13 16:22 | 映画 | Trackback | Comments(2)

ストローブ=ユイレ

最近毎日、何かしら映画を見ていて、書きたい事はたくさんあるけど、とりあえず今言いたいのは、映画作家のダニエル・ユイレが今週亡くなって、それが私の中では時間が経つにつれて、とっても大きな穴となっているという事。

ダニエル・ユイレって誰?という人でもストローブ=ユイレという名前なら聞いた事ある人いるかもしれませんね。旦那様のジャン=マリー・ストローブと一緒に作品を作っていて、普通はストローブ=ユイレという名称でクレジットされてます。

彼らの作品は難解過ぎて、私には理解出来ない所がたくさんありました。難解と言われる作品にも二種類あって、彼らの作品は私が好きなタイプの難解さ。彼らの作品を分からないのは私の知識不足が大きい所があって、彼らの作品に触れる度に、あらゆる事について自分の勉強不足を反省するのが常でした。

先日のベネチア映画祭では功労賞も貰ってたし、来週フランスでは、彼らの最新作が公開されます。とりあえずそれを見に行って、彼女が最後に作ったものをこの頭にしっかり叩き込んできたいとは思ってます。

彼女は今年70歳だったそうです。
by Qtaro-mama | 2006-10-13 04:58 | 映画 | Trackback(1) | Comments(2)

Je vais bien, ne t'en fais pas

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今日、凄い作品を見た

ストーリーでこんなにガッツーンとやられたのは久しぶり。興奮覚めやらずという感じ



ポスターも女の子が写ってるだけ。もちろん内容は全然分からず。普段なら見逃しがちだけど、なんとなく気になって行ってみた。そしたら大正解、大正解。

監督はフィリップ・リオレ。「パリ空港の人々」「マドモアゼル」、そして「灯台守の恋」(未見)を作った人。

見逃さないで下さいね。
by Qtaro-mama | 2006-10-05 03:11 | 映画 | Trackback | Comments(8)

Quand j'etais chanteur

月20ユーロ(約3000円)で見放題の映画のパス、週末に作ってきました。

このパスの良い所は、「これって面白いのかなぁ?」とか「フランス語で不安だなぁ」みたいな作品でも、躊躇せずに見れてしまう事。


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そんなわけで、昨日はフランス語作品だった為、見ずにためらってた「Quand j'etais chanteur」を見てきました。


タイトルは「私が歌手だった頃」という意味。主演の歌手役にジェラール・ドパルデュー。もちろん彼の歌声聞けます。彼が恋するシングルマザーにセシル・ド・フランス。ショートカットが似合う、とてもカッコいい女優さんです。



とても良い作品だと思いました。こういうのは一歩間違えると、限りなくつまらないものになりそうだけど、うまくまとまっていた。ドパルデューの哀愁漂う演技がとても良いんですよねぇ。本当にフランスを代表する男優だと思います。

パリではなく、地方が舞台の作品です。主人公が家を探してる設定でもある為、物件をいくつかまわります。いろいろな家が映し出されるのも、見所の1つかなと思いました。
by Qtaro-mama | 2006-10-03 16:11 | 映画 | Trackback

ニール・ヤング「Heart of Gold」

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ジョナサン・デミが監督した、ニール・ヤングのコンサートフィルム「Heart of Gold」を見てきました



私がなぜこの作品を見に行ったか?それはやはりニール・ヤングのファンだから。

ハッキリ言って、ファン以外の人には面白くない作品だと思います。パリで上映されてるのも1館のみです。

そういえばジム・ジャームッシュも「イヤー・オブ・ザ・ホース」というニール・ヤングのドキュメンタリー撮ってましたね。確かに映画館で見たはずですが、内容が全然思い出せません。

マーティン・スコセッシの「ラスト・ワルツ」が見たい今日この頃です。
by Qtaro-mama | 2006-09-29 21:48 | 映画 | Trackback | Comments(2)

ミッシェル・ゴンドリー

ヤバい、ミッシェル・ゴンドリーの作品を2日続けて見てしまった。昨日が「ブロック・パーティ」、そして今日が「サイエンス・オブ・スリープ」。どちらもツボにハマりまくりました。

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ニューヨーク、ブルックリンで行われたコンサートのドキュメンタリー

黒人系のアーティストが勢揃い



音楽って良いなぁと再確認せずにはいられない映像と音。そしてホスト役のデイヴ・シャペル!この人、何者?言う事やる事、全て面白くて、声出して笑わずにはいられない箇所がいくつもあった。こういう人がお友達だったら楽しいだろうなぁ。

出演アーティストに関しては、ジル・スコットという女性シンガーのパフォーマンスに圧倒されましたね。昔、ニューオリンズの小さなクラブでココ・テイラーを見たのを思い出しましたよ。こうやって見ると、近頃もなかなか良いアーティストいるんですね。


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そして「眠りの科学」、改め「サイエンス・オブ・スリープ」

フランス語だったからちょっと敬遠してたけど、近くの映画館でまだやってるのが目に入ったので行ってきました



いつも夢見てるステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)と、隣に住むステファニー(シャルロット・ゲンズブール)、彼が見る夢を巻き込んで繰り広げられる、手作り感いっぱいの世界。

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とにかく私はこういう夢のある作品大好きです。物を作るのが好きな人には、共感出来る所たくさんあると思いますねぇ。ミッシェル・ゴンドリーのこれまでの作品の中でも一番だと思いますよ。欧米ミュージシャンのビデオクリップなども多く作っていて、あまり気にした事なかったけど、彼ってフランス人なんですよね。映画の中でも、フランス語、英語、スペイン語が乱れ飛んでました。そういう無国籍な所も魅力かもしれません。

主演のガエル・ガルシア・ベルナル君は、先日見た「バッド・エデュケーション」でも頑張ってましたが、最近、この人に、母性本能くすぐられっぱなしです。子供がそのまま大きくなったような顔してませんか?この作品の中でも大人になりきれてない少年のような役、はまってます。脇を固める個性的な俳優たちにも全然負けてませんでしたよ(アラン・シャバは相変わらず弾けてましたが)。

作品中のセリフの名言集、見つけました。映画見た後に読むと、3回くらい笑えます。映画見てないと、笑えないと思いますので、お気をつけ下さいね。ちなみに私が好きだったステファンのセリフはこちら。

Tonight I'll show you how dreams are prepared, love, friendships, relationships. All those ships.

ほんと、名言!

フランスのオフィシャルサイトはこちら。映画の雰囲気、じゅうぶんに出てますよ。
by Qtaro-mama | 2006-09-27 17:13 | 映画 | Trackback(1) | Comments(4)

ライフ・イズ・ミラクル

図書館からDVDを借りてきたけど、古いのか新しいのか良く分からないで見始めました。調べたら、2004年の最新作でしたね。

悲劇とも喜劇とも取れる戦争中のストーリー。いつものクストリッツァ節が満載。こういうスタイルは彼にしか作れませんね。ちょっとした細かい所が可笑しいし、俳優さんも演技してるようには見えない上手さ(もしかしたら皆さん、素のまま?)。結構考えられて作られてるのかなぁと思われるところがいくつもあって、最後まで飽きませんでした。

皆さんが一番好きなクストリッツアの作品ってどれでしょ?

私が「アンダーグラウンド」を初めて見たのは、旅行中のパリ、フラッと入った映画館ででした。何かとんでもない物を見てしまったという感じで、見た後すぐにはイスから立ち上がれませんでしたね。サントラCDもすぐに買いに走った。それ以前に作られた「ジプシーの時」も私にとっては特別な作品ですが、だいぶ前に1度きり見ただけなので、忘れてる部分が多いかも。もう一度スクリーンで見たいな。

現在、撮影中の新作、クストリッツア作品ではお馴染みのミキ・マノイロヴィッチが出演してるようです。彼が出てるというだけで、期待せずにはいられません。
by Qtaro-mama | 2006-09-25 15:44 | 映画 | Trackback | Comments(8)

Sarajevo, mon amour

ヤスミラ・ジュバニッチ監督の「Sarajevo, mon amour」を見ました。映画については何も知りませんでしたが、「サラエボ」という地名につい反応してしまいました。今年のベルリン映画祭で金熊賞を取った作品です。

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とっても地味なのですが、心に響きました。

これまで知る事のなかったボスニア戦争の問題点について考えてしまいました。同じ女性として、母として、心が痛みます。見て良かったです。



あるネットの記事で、ストーリーが紹介されてるものがありました。私が一番驚いた部分が、すでに言葉で出ていました。映画全般にいえる事ですが、見る前に詳しいストーリーを知ってしまう事ほどつまらないものはないと思います。

でもこういうテーマのある作品は、そこの部分を出さないと、観客を集めにくいのかな?

あぁ、なんかユーゴスラビアという今は亡き国を思い出してしまいました。
by Qtaro-mama | 2006-09-25 04:54 | 映画 | Trackback | Comments(2)

スキャナー・ダークリー

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リチャード・リンクレイーターが監督だという事で見にいったけど、作品の予備知識は全くありませんでした。フィリップ・K・ディックの原作だという事も、主演がキアヌ・リーブスだという事も全然知らなかった。

見終わって、原作読みたいって思った作品、初めてかも。だって、最後の所なんか私には分からないんだもん。Q太郎パパが、こういう作品の説明得意だから、週末に見に行ってもらおうかなぁ。

映像は「ウェイキング・ライフ」と同じスタイル。実写映像に色を付けてます。こういうの大好き大好き。前より進化してるような気がする。

フィリップ・K・デッィクの本は1冊くらいしか読んだ事ないけど(原作の映画はいくつかありますが)、彼の世界をかなり忠実に表してるのではと思いましたね。リンクレイーター、良くやったと思います。

リンクレイーター、フィリップ・K・デッィク作品のファンには大推薦ですが、それ以外の人にはどうかなぁ。こういう世界は好き嫌いありそう。

リンクレイーターはもう1本、「ファーストフード・ネイション」の公開が待たれてます。こちらも別の意味で楽しみですよ。
by Qtaro-mama | 2006-09-15 16:35 | 映画 | Trackback | Comments(0)