モンパルナス

ピーター・ブルック 「蝿の王」

先日テレビで、1963年に作られたピーター・ブルックの「Lord of the flies」を見始めた。

無人島に飛行機で不時着した、イギリスの少年だけのグループ。最初は秩序正しく生活しようとするが、そのうち野生に目覚めた子供たちが、仲間内で殺戮を繰り返すようになる。

初めの頃は眠くて、何度も見るのを止めようと思ったけど、子供たちの顔が恐ろしく変わるのを見てるうちに、段々目が覚めてきた。集団って怖い。子供たちに社会そのものを見てるようで、興味深かった。

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見終わってから、これが「蝿の王」だと知る。


読んだ事ないけど、ウィリアム・ゴールディングの作品として、私も名前ぐらいは知ってます。本はだいぶ評判が良いようですね。もしかしたら読んでから見たほうが良かったのかな?

ところで、監督のピーター・ブルック、日本では演劇の方で有名ですよね。映画の方も何本か撮っています。バイオグラフィを見てたら、面白いタイトルの作品がある事み気づきました。

「マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン・ポール・マラーの迫害と暗殺」

英語では、「The Persecution and Assasination of Jean-Paul Marat as Performed by the Inmates of the Asylum at Charenton Under the Direction of the Marquis de Sade 」

世界一長いタイトルの映画と言われてるそうです。

長大語(発音に要する時間が通常よりずっと長い語)についてまとめたWikiのページ、なかなか面白いです。
by Qtaro-mama | 2008-08-27 23:31 | 映画 | Trackback | Comments(4)
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Commented by zucchini0315 at 2008-08-28 12:57
観たいと思っている一本。読んでからにします!
Commented by Qtaro-mama at 2008-08-29 05:30
> zucchini0315さん
ピーター・ブルック版の「蝿の王」は日本では未公開のようなのです。その後、90年近くに一度リメイクされたのですが、私的にはピーター・ブルック版がお薦めかなぁとは思います。
本はやっぱり有名ですよね。図書館で見つかれば良いですね。
Commented by mistymont at 2008-08-31 11:42
お久しぶりです。いつも拝見してるのですがなかなかコメント残せなくてごめんなさい。
「蝿の王」、私も今年初めて見ました。Denfert-Rochereauの名画座で観たんですよ。気づいた時には上映開始に間に合うかわからないぐらいのぎりぎりの時間でしたが、駆け込んで見に行って本当に良かった!日本未公開なら尚のこと。
ピーター・ブルック健在のうちにBouffe du Nordに行くのが夢なのですが、肝心のフランス語の勉強がさっぱり進みません!
Commented by Qtaro-mama at 2008-08-31 21:07
> mistymontさん
こんにちは。「蝿の王」、スクリーンで見られたのですね。忘れられない作品となりそうですね。それもDenfertで見たのですか!確か今年くらいに、Denfertの映画館が存続の危機となったのです。結局、(パリ市ではなく)区の方が救済に乗り出して、これからも存続することが決まりました。私たちも利用することが時々あるので、ホッと肩をなで下ろしていたところです。
Bouffe du Nord、建物自体がなかなか素敵な(オリジナルな)所だと聞いた事があります。私自身は見た事ないのですが、もし近くまで行ったら、どんな感じの建物なのかだけでも見てみようかな。ピーター・ブルックは定期的にこちらで演出してを手がけているという事でしょうか?彼の作品、こちらで見られれば良いですね。
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