モンパルナス

日本映画と大菩薩峠

日本に着いた翌日、本屋の隣にあるレンタルビデオ屋を覗いてみたら、内田吐夢の1957年の作品「大菩薩峠」、全3巻が置いてあるのを見つけ、そのまま借りてきました。

パリに住んでからも、特定の日本食などをどうしても食べたいと思うことはなかったけど、日本映画には飢えているというか、時々、どうしても見たいなぁと思うことがあります。

結婚して、いつかは海外に住むのかなぁと思うようになってからは、意識して日本映画をたくさん見るようになりました。海外に行ってから、「あの時、もっと見ていれば良かった」と後悔しても遅いと思ったのです。毎週、レンタルビデオ店に通って(もちろん映画館にも)、とにかく見まくったとは思っていたのですが・・・やはり偉大な日本映画、数が相当ありました。見てない作品がたくさんあるのに、転勤が決まってしまった。

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内田吐夢の「大菩薩峠」(主演、片岡千恵蔵)は、やはり大作という名に相応しい作品だと思いました。彼の作品は、「飢餓海峡」しか見た事がなく、どうにかして全作品見たいという気持ちが強いです。



映画が好きだという人は多いと思います。でもその中で、古い日本映画を定期的に見てるという人はだんだん少なくなってるかもしれませんね。 日本映画、とっても面白いですよ。海外にいるから言うわけではありませんが、見れる環境にいるうちに、積極的に見ておいて損はないと思います。
by Qtaro-mama | 2006-08-07 20:52 | 映画 | Trackback | Comments(4)
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Commented by なおみんと at 2006-08-08 04:06 x
実は産休に入って小津安二郎の映画を4本くらい見ました。
動機はなんとなく映画をとおして昭和の家庭をみたかったのです。

少数派かもしれませんがカラー作品が好きです。
Commented by 秋津 at 2006-08-08 08:22 x
ご無沙汰しています。
アメリカ(ハリウッド映画)が、あいかわらず反省なく、「エンタメ」してて、嫌いなので、仕方なく日本映画、韓国映画など観てます。
思えば、名作と言われる作品以外の日本映画は、ほとんど観てきてないことを最近思い知らされ、反省しています。トハイッテモ、面白いと感じる日本映画は、近作では少ないことも事実です。『誰も知らない』(是枝さん)がよかったので、彼の作品を2本観ました。まじめで好感もてます。最新の『花よりもなほ』は、観てないけど、佳作(傑作?)とのこと。観たい。この「傑作」と言う意味は、この場合、「アクチュアリティーがある」、または。時代劇という姿で、この現代社会を「照射している(批評している)」というほどの意味です。
世界一長い小説『大菩薩峠』(中里介山)は、10巻目で投げ出して、10年ほど過ぎました。
Commented by Qtaro-mama at 2006-08-08 16:28
>なおみんとさん
確かに小津の後期の作品は、昭和のサラリーマンのお父さんがたくさん出てきて、面白いですよね。今が最後のゆっくり出来る贅沢な時かしら?
カラー作品が好きというのは、特に少数派ではないと思います。日本映画の場合、白黒、カラーではなく、戦前、戦後の作品という分け方をするかもしれないよ。
Commented by Qtaro-mama at 2006-08-08 16:33
>秋津さん
こちらこそご無沙汰しています。
私も近年の日本映画に面白いものがない事を残念に思っています。是枝さんの作品は確かにまじめですね。彼のドキュメンタリー作品は面白いと聞いた事があります。
「大菩薩峠」、演出もさることながら、ストーリー展開の面白さに驚きました。私はとても好きな世界です。
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