モンパルナス

マイケル・ウィンターボトム 「The Road to Guantanamo」

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マイケル・ウィンターボトム監督の「The Road to Guantanamo」を見てきました。今年のベルリン映画祭で監督賞を取った作品です。



パキスタン系イギリス人の若者4人が、結婚式の為、故郷のパキスタンに戻った。その際、友達同士、アフガニスタン旅行を決行、そこで運悪く、アメリカのアフガニスタン攻撃が始まる。あれよこれよという間に、彼らは捕らえられ、テロリストの疑いをかけられる。自分達はイギリス人だと説明するもむなしく、拷問にかけられる毎日。アメリカ人に身柄が渡り、自分達は助かったと思ったのも束の間、前よりヒドい仕打ちが待っている。ついにキューバのグァンタナモ米軍基地に送られ、解放されたのは2年後、

初めは話しに着いて行けるよう、必死に字幕を読んでました。そのうち、映像にのめり込んで、ずっと口を開けたままの自分に気付いた。見終わったら口がカラカラ。最後の方は、同じ人間がしてる事とは思えなくて、悲し過ぎて涙も出てこなかった。

半分ドキュメンタリー、半分ドラマ、テレビ用に制作されたもののようで、イギリスでは初めにテレビ放映、翌日に映画館での公開、DVDのリリース、オンラインでの配信が同時に行われた模様。新しい形ですね。1人でも多くの人に見てもらいたい作品だから、こういうやり方は賛成です。

ところで、一昨日の夜は「ホテル・ルワンダ」をテレビで見ました。もうちょっと、「こじんまりした作品」だと思ってたのすが、キャストも結構豪華で、意外とハリウッド映画っぽいのにビックリしました。私が「こじんまりした作品」と思ったのは、日本ではこの作品を上映させる為に、署名活動などが行われたと聞いていたからです。

ルワンダの大虐殺のニュースは、ずっと後になってBBCを見て知りました。当時、日本ではあまり取り上げられなかったように思います。BBCを定期的に見ていると、時々感じるのです。日本は、アフリカ、ヨーロッパのニュースが極端に少な過ぎる。

「ホテル・ルワンダ」、作品的には悪くはありませんが、このままだと、どこまで実話なのか曖昧な気がしました。演出の問題だとは思いますが、「The Road to Guantanamo」の場合だと、半分ドキュメンタリーになってるので、その辺の問題はクリアされてます。
by Qtaro-mama | 2006-06-09 21:32 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from Production R.. at 2006-06-24 10:55
タイトル : 映画レビュー#29「The Road To Guanta..
基本情報 「The Road To Guantanamo」(イギリス、2006) 監督:マイケル・ウィンターボトム(In This World、バタフライ・キス)、マット・ホワイトクロス 製作:Andrew Eaton、Melissa Parmenter 出演:Rizwan Ahmed、Ruhel Ahmed、Asif Iqbal、Shafiq Rasul 公式サイト h..... more
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