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by Qtaro-mama

今までで一番うれしかったこと


今週はイアン・マシューズのこのアルバムをずっと聴いていた。

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イアンのキャリアの事は良く分からないし、アルバムもこれしか持ってないけど、このCDは本当に大好きで、一度聴き始めるとプレイヤーの中から取り出すのが難しくなります。

一度パリで、いつもの宿が取れずに郊外の安いホテルに泊まったときのこと。このイアン・マシューズが同じく宿泊してることを知ることとなった。エレベーターとかで偶然会えたら嬉しいと思ったけど、そんなには上手くいかず。すれ違うことは全くなかったです。

今日紹介したかったのは、彼の音楽のことではなく、中のライナーノーツに書かれてた葛飾北斎の言葉。

I have been in love with painting ever since I became conscious of it at the age of six. I drew some pictures I thought fairly good when I was fifty, but really nothing I did before the age of seventy was of any value at all. At seventy-three I have at last caught every aspect of nature–birds, fish, animals, insects, trees, grasses, all. When I am eighty I shall have developed still further and I will really master the secrets of art at ninety. When I reach a hundred my work will be truly sublime and my final goal will be attained around the age of one hundred and ten, when every line and dot I draw will be imbued with life.

これ読んでしみじみして、音楽聴いてまたしみじみして・・・

ご存知の方もいると思いますが、一応wikiに載ってた簡単な意味の方を記しておきます。

私は6歳より物の形状を写し取る癖があり、50歳の頃から数々の図画を表した。とは言え、70歳までに描いたものは本当に取るに足らぬものばかりである。(そのような私であるが、)73歳になってさまざまな生き物や草木の生まれと造りをいくらかは知ることができた。ゆえに、86歳になればますます腕は上達し、90歳ともなると奥義を極め、100歳に至っては正に神妙の域に達するであろうか。(そして、)100歳を超えて描く一点は一つの命を得たかのように生きたものとなろう。長寿の神には、このような私の言葉が世迷い言などではないことをご覧いただきたく願いたいものだ。

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最近のQ太郎、2週間に一度の割合で、作文の宿題をやってます。これで3回目くらいかな。作文を書くのなんかほとんど初めてで、かなり嫌そうだったけど、先生に「日本の小学校では毎週のようにやってるんだよ」と言われ、逆に私の方がビックリしたりして・・・

それで今回のお題が「今までで一番うれしかったこと」。

ぼくの人生で一番うれしかったことは、ぼくの弟が生まれたことです。
弟を持つことがうれしい理由は、話し相手になるし、あそび相手にもなるし、一緒にくらすことが面白いからです。
今も一緒にたくさんあそんでいて、それをとても楽しいと思っています。
一緒にテレビを見たりもしてます。ぼくは弟の世話をするのも面白いと思います。
生まれる前は一人だったから出来なかったボードゲームやビデオゲームが、弟が生まれたらどちらも出来るようになりました。
弟を持つことは良いことだと思います。
なぜかと言うと、いっしょに育つし、いっしょにくらすし、いっしょにゲームなどあそびが出来るし、協力しあえるからです。
Commented by efendi at 2014-06-14 15:13
弟思いの良いお兄ちゃんですね。
兄弟姉妹の何であるかを実に素直に感じてること、作文にうまく表現されていると思いました。
Commented by Qtaro-mama at 2014-06-15 21:06
> efendiさん
こんばんは。
大人だともうちょっとカッコいい事を書いてしまいそうですが、弟がいる喜びを素直に書いてるところが子供らしくて、私もとても良いなと思いました。文章の組み立て方などは今後の課題です。
Commented by eva at 2014-06-18 09:49 x
なんかもう、作文の内容に感動してウルウルしてしまいました。
お兄ちゃんの愛情がとても素直に言葉になっていて、うまく言えませんが、ハッとさせられました。
字もとてもお上手ですね。
Commented by Qtaro-mama at 2014-06-18 23:28
>evaさん
実は私もこの内容に素直に感動してしまいました。そして何度も読み返してしまいましたよ。
作文はもうちょっと練習して、文章を書く楽しさみたいなのをいつの日か感じてもらえたら良いなぁ。でも作文を宿題としてやってるうちは、まだまだでしょうかね。
Commented by eva at 2014-06-19 19:11 x
文章を書く、読む習慣というのは、豊かな感性を育てるのにとても大切な事ですね。
Q太郎君の純粋な気持ち、大人はなかなか忘れていたりします。
私もそこにハッとしたのです〜。
良い映画やライブに出会った時の感覚も似ているかもしれません。
ステキな作文をありがとうございます。
Commented by Qtaro-mama at 2014-06-20 22:52
>evaさん
気に入って頂いて嬉しいです。
大人だと「兄弟を持つ事は・・・」と論理的に語ったりしますが、Q太郎の文章にはそういうのがなくて、好感が持てました。
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by Qtaro-mama | 2014-06-13 22:21 | Comments(6)