モンパルナス

銀座シネパトスの「インターミッション」

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インターミッション
監督: 樋口尚文

今月で閉館する「銀座シネパトス」を舞台とした作品「インターミッション」を見てきました。

見てる間、この映画館で働いていた時の思い出が走馬灯のように・・・。

作品の中でも説明されてましたが、この映画館の下を地下鉄が通ってる為、時々、ゴーーーーーっという音と共にイスに振動が伝わります。初めて来た人はビックリするらしいです。私は自動販売機で買ったカップのコーヒーをイスの肘掛けに置いてたら、振動で倒れコーヒーを全て床にばらまいた事があります。

あと、これは作品の中では触れられてませんが、昔はよくネズミが出ました。昼間はそんなに出ないけど、レイトショーの時間帯には必ずスクリーンの上を縦横に走るのです。ちょうど字幕が書かれた部分の上にネズミが立ち止まり、読めないなんて事もありました。

そんな映画館だったけど、皆さん通ってくる理由がありました。この映画館でしか上映されない素敵な作品がたくさんあったのです。愛すべきシネパトス。閉館するからって、映画が作られる映画館、世界中探したってどこにもないじゃないですか!

ここで夕方にアルバイトを終えて、それから3本くらい見ることも多かったです。とにかくあらゆるジャンルの作品を文字通り見まくったわけですが、その中でも私が特に覚えてるのが、ナンニ・モレッティ、パゾリーニの特集、そして「ロシア映画秘宝展」というソビエト時代のSFを何本か特集したもの。あの時、あの場所で見たという事が、色々な意味で今の自分に影響を与えてると思います。
by Qtaro-mama | 2013-03-06 22:05 | 映画 | Trackback | Comments(4)
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Commented by dandanjunjun at 2013-03-07 10:46 x
そんな場所がなくなってしまうってすごく寂しいですね。ぽっ、ぽってあちこちで小さな映画館が閉まってしまうのがとても悲しいです。
Commented by eva at 2013-03-07 20:35 x
Qママさん、シネパトスを通じて、なんというか、とても良い映画との関わりの時間を過ごされていたんだなと、今、私も感慨深い思いで一杯になっています。
改めて、自分の若い時代の映画との関わりを思い返しています。

何年か前に、こちらで「麦秋」を観た事があります。

下高井戸や早稲田、渋谷など、自分にとって良い映画を上映してくれる映画館には足繁く通っているこの頃です。
Commented by Qtaro-mama at 2013-03-07 22:19
>dandanjunjunさん
ここ2、3年、東京の小さな映画館が閉館ラッシュだと聞きました。来週行く予定の別の映画館ももうすぐ閉館なんですよ。そこも20代の頃通ったところなので複雑な気持ちですね。
Commented by Qtaro-mama at 2013-03-07 22:24
>evaさん
同じく思い出の映画館などありますか?
「麦秋」、大好きな作品です。ラストを思い出すとニヤニヤしてしまいます。
映画館通い、一度始めると止められませんね。
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