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by Qtaro-mama

シネパトスと三原


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先日、私が昔アルバイトしていた映画館「銀座シネパトス」へ行ってきました。ここ、3月で閉館となってしまいます。


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この三原橋地下街にシネパトスは3館ありました。耐久性の問題で取り壊されるということで、本当に残念です。

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私が行った日はちょうど山田洋次監督特集をやってました。よく見ると「馬鹿が戦車でやって来る」も上映されたんですね。あぁ、これ見たかったなぁ。

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この日の目的は、この地下街にある食堂「三原」でのランチ。アルバイトしてた頃は一度も入ったことがありませんでした。

このお店の前にいつも座ってたおばあちゃんが(イタリア人監督ベルトリッチが来店したことあると言ってた)、数年前に亡くなったと聞いてショックを受ける。調理を担当するおじさんは10年前と変わらず。

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この日は名物のカレーを注文。

このお店の思い出といえば、やっぱり「くさや」でしょうか・・・。

週末の夕方、映画が終わってお客様が外に出るころを見計らって、必ず「くさや」を焼くのです。わざとではなく、なぜかこの時間帯にくさやを注文するお客様がいるという事です。この狭い三原橋地下街、凄い臭いが充満してました。東京でくさやの匂いを嗅げる貴重な場所だったのです。

このシネパトスのラストロードショーは、このシネパトスが舞台の作品「インターミッション」です。前売り券買ってきました。来月見に行こうと思ってます。
Commented by hare at 2013-02-16 17:12 x
シネパトス、とうとう閉館するのですね・・・私が時々行っていた頃(90年代)から、すでに相当古かったので(笑)、今まで存在していたのが奇跡みたいにも思えますが。Q太郎ママさんを含め、思い出のある人は多いことでしょうね。実際になくなったのを見たら寂しいだろうな。
声が戻られたのこと、安心いたしました。でも咳もつらいですね。どうかお大事に!
Commented by Qtaro-mama at 2013-02-17 22:49
>hareさん
シネパトス行かれてましたか!
今回は耐震性(?)の問題で三原橋全体が取り壊されるということのようです。食堂の方は行き先がまだ決まってないと言ってました。どんな風になってしまうんでしょうね。
声戻りました。今の咳もまだ辛いけど、声が出ないのは別の意味で大変でした。hareさんもお気をつけ下さいね。
Commented by chov at 2013-02-20 16:41 x
このあいだ、シネパトスで「アルマジロ」という戦争映画を観てきました。
ママさんは、シネパトスでアルバイトをしていたんですね!
古い映画館がなくなってしまうのは、とてもさみしい。
働いていたなら、その思いは特別でしょうね。

インターミッションは、アルマジロの時に予告で観ました。
自分の映画館が舞台の映画は、最高のフィナーレになるでしょう。

ママさんは、昔の日本映画をたくさんご覧になっていますが、ケーブルかなにかで観ているのですか?
私はHuluに入って、そこにある昔の映画を観ています。ママさんの影響ですよ〜。^^
Commented by Qtaro-mama at 2013-02-20 21:56
>chovさん
「アルマジロ」、私たちが行った時にちょうど上映してました。この作品がパトスだった事にもの凄くビックリしました。自分ではコンセプトがとても面白そうな作品だと思いましたが、内容も期待通りなんでしょうか。私も見るのを楽しみにしたいと思います。
シネパトス、なくなってしまうのはやはり淋しい気がします。
日本映画は主にケーブルテレビの日本映画専門チャンネル、またはWOWOW等で見てます。それと同時に見たいものがある時はTSUTAYAでレンタル。Huluで見られる日本映画だと、大体見てしまってるものが多いかな・・・。まだまだ見たいものがたくさんあって、毎日見てても追いつかないですね。
面白い日本映画を見つけたら是非教えて下さいね。
Commented by chov at 2013-02-22 10:29 x
アルマジロは実戦を写しているというのが凄いですね。
感じ方は人それぞれだと思いますが、兵隊さんたちに「イデオロギーのために戦っている」という感じは希薄で(私にそう見えただけかもしれません)、「国際貢献のための(自国にとって若干間接的な)戦争」が舞台の戦争映画を初めて見た気がします。知識不足もあり、上手く説明できませんが、、。私は「なぜ人は戦争に行くのか」ということに、関心があるので、、。ママさんがご覧になったら、ママさんの感想もお聞きしてみたいな〜。^^
日本人の戦争観(絶対に戦争はいけない!というような)は、世界から見ると特殊なのだと、高校のときに海外に出て初めて知りました。
日本人の平和を愛する心が、ずっと続くといいなと思います。
一方、日本の平和が、他国の軍事力によって守られていることも事実なんですよね、、。

Huluの日本映画は、ほんの少ししかありませんね。私はQ太郎ママさんよりたぶん少し上の世代。小津監督の映画に出てくるな日本の風景は、実際には親が過ごした年代ですが、私もその最後の片鱗を見ている気がします。

長々と書いてしまいました^^ゞ
Commented by Qtaro-mama at 2013-02-23 22:25
>chovさん
映画について教えていただいてありがとうございます。実戦を写してるというのは聞いてましたが、それがどこの戦場なのかとかは全く分かりません。映画はいつも情報をほとんど頭に入れないで見てます。
戦争のことなど上手く説明出来ないのは私も同じです。色々知りたくて広島にやってきました。
小津作品の情景、昔の日本の風景と思う反面、現代と変わらない部分もあると思いますよ。色々な発見があって、日本映画を見るのは止められないです。
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by Qtaro-mama | 2013-02-15 23:01 | 料理・食べ物 | Comments(6)