モンパルナス

ウェス・アンダーソン「ライフ・アクアティック」

知りませんでした。いつの間にこんなに凄い作品を作ってたのでしょ。潜水艦が出てくる映画といったら、緊迫してるようなのが多いけど、この作品は全然違った。気持ち良い浮遊感に、見終わった後もソファでボーッとしてしまいました。

海洋学者にして映画監督(こんな人、実際居るの?)という凄い設定のキャラクターにビル・マーレィ、その他にもケイト・ブランシェット、アンジェリカ・ヒューストン、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラムと名だたる俳優がずらりと並ぶのに、みんな出しゃばってなくて、とにかく使い方が上手いのです。ウィレム・デフォーが小学生みたいな半ズボンはいて、1人拗ねてるシーンには笑ってしまいましたよ。彼って最近は悪役みたいなのが多かったから凄いギャップです。

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音楽の使い方も、分かる、分かると頷きながら聞きました。やっぱり同世代の監督だから、聴いてきたものも一緒なんですよね。サントラ欲しくなった作品も久しぶりです。



この作品見ながら、ジム・ジャームッシュの「ブロークン・フラワーズ」を思い出してました。実は私、世間の評判とは裏腹に、この作品がいまいち好きになれなかった。どちらも息子との関係がキーポイント。両方、ビル・マーレィが主演なだけに、ついつい比べてしまいます。

ところで同じアンダーソン監督の「天才マックスの世界」(Rushmore)で主役をやってたJason Schwartzman君、先頃、ソフィア・コッポラの新作(マリー・アントワネットの映画)に出てるのを写真で見て、「久しぶりに見る顔だなぁ」なんて思ってたら、彼はソフィア・コッポラやニコラス・ケイジの従兄弟、つまりコッポラ一族の出身のようです。全然知らなくてビックリした。こちらもどんなマリー・アントワネットに仕上がってるのか興味あるところです。

by Qtaro-mama | 2006-04-14 20:24 | 映画 | Trackback(2) | Comments(0)
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