モンパルナス

図書館の帰り道

先週、図書館へ行った帰り道、ある事務所へ寄りました。そこはどういう所なのかハッキリとは分からないけど、ジャック・ドゥミ、アニエス・ヴァルダのDVDや本などがいつもショーウィンドーに飾られています。

先日本屋さんにて、ジャック・ドゥミの写真集のようなものを見つけたのですが、ビニールがかけられてあって見ることが出来ませんでした。それで、もしかしたらこの事務所だったら中身を見せてもらえるかもしれないと思ったのです。

ドアを開けて中に入ると、1人の女性が働いていました。

事情を説明すると、快く見せてくれる様子。イスをすすめられ、座ってゆっくり見ていって下さい・・・との事。子供たち2人も一緒だったので長居はしたくなかった。パラパラとページをめくり、自分の希望のものである事を確かめ、購入したい旨を話しました。

事務所にいた女性は、「ジャック・ドゥミの映画は好きですか?」に始まり、Q太郎には「ロバと王女はもう見た?」と優しく話しかけてくれる。それで私も「ボックスセットを買ったので、今、1本ずつ見ているところです」等とおしゃべり。

私が日本人だと分かると、やはり地震の事に話題が移行。私も知ってる限りの日本の様子を説明。

一通りの雑談を楽しんだ後、思わず「また寄りますね」と言って、事務所を後にしました。

この日、私たちを快く迎えてくれ、本を売ってくれた女性、それは私が尊敬するアニエス・ヴァルダ本人でした。
by Qtaro-mama | 2011-03-21 05:57 | 映画 | Trackback | Comments(29)
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Commented by maisey at 2011-03-21 06:46
すごーーーーい!!
アニエス・ヴァルダと雑談って!!!
Les Glaneurs et La Glaneuseでなんてチャーミングな女性なんだろうと思いましたが、実際もかっこいいんだろうなあ。
こちらは彼女の製作事務所だったのでしょうか?
パリの素敵な思い出が出来ましたね。
Commented by coco at 2011-03-21 06:46 x
お久しぶりです。ご主人無事に帰国できたのですね?
よかったですー!なんてタイミングだったのでしょうか。。。
日本への転勤の話もなくなってしまうのでしょうか?

ブログを見れていなかった間の記事を全部読ませて頂いたのですが
まとめてこちらで。
心ないメールをよこした人がいるそうですね? 人は色々思うことが
あると思いますが名指しで誹謗中傷するのでなければ私は基本
自由な場なのがブログだと思います。不快ならどうぞスルーして
ください、ですよね。心を病むことのないように!無視無視。

色々お知らせしたいことがあるのでブログを非公開でupします
がよかったらアメンバーに登録してください。基本的に行き来してる
方には知ってもらいたいなぁと思っているので。

Commented by Toto at 2011-03-21 06:54 x
すご~い!私のミーハー心が擽られましたよ、思いっきり!
今、いくつくらいなのでしょうか?ステキな方ですよね。すぐにわかりましたか?
Commented by march321k at 2011-03-21 07:24
私はその方を良く知らないのですが、ママさんも尊敬する人本人に偶然お会いできるなんて、パリ生活しめくくりの素敵な出来事でしたね(あれ、まだまだ続くかな?)
Commented by dandanjunjun at 2011-03-21 07:32
読みながら、まさか・・・とドキドキしてしまいました!御本人が事務所のようなところで、今も元気に働いて(いるのかは知りませんが)いるなんて!素晴らしい見たままの素敵な女性なんですね。「また寄ります」なんて、立派な友達じゃあありませんか!(笑)
Commented by kimi at 2011-03-21 09:09 x
すごいすごい!私も思わず興奮してしまいました。
アニエス・ヴァルダの自伝的映画(邦題「アニエスの浜辺」)を観たときなんてチャーミングな女性なんだろうと思いました。
パリを一時離れる前に神様から素晴らしいプレゼントがきましたね♪
Commented by Sayaka at 2011-03-21 18:29 x
うわあ~。パリには映画の神様がいて、必要なときに必要な人を届けてくださるのかと思います。アニエス・ヴァルダは本当にチャーミングですよね。

私は30歳の誕生日に、シャルロットの自宅付近で偶然本人を見ました。……、セルジュのことは一緒に話せなかったし、「また寄ります」も言えなかったけど、しばらく、パリにいることの不思議に揺られてました。
Commented by harnharn at 2011-03-21 18:52 x
すごいですね〜!私も前に野外映画でジャックドゥミの映画が放映される時スペシャルゲストで来ていたアニエスを見ました。
舞台上でいろいろお話してた彼女、覚えてます。
素敵な人ですね〜。なんか地震の事ばかり考えてたので久々にホッコリしました!
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-21 22:27
> maiseyさん
「Les Glaneurs et La Glaneuse」、私も大好きな作品です。DVDだと確かその2年後というのも入っていて、そちらも結構面白いです。
建物はその通り、彼女の製作会社のような感じでしょうか。また戻ってくる予定ですが、「もう思い残すことはありません・・・」って感じです(笑)。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-21 22:28
> cocoさん
おかげさまで無事に帰ってきました。転勤話しはいまのところ生きてますが、この情勢、どうなるか分かりませんね。
ブログの方もお知らせありがとうござます。後ほど、登録させて下さいね。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-21 22:29
>Totoさん
アニエス・ヴァルダは現在82歳だそうです。
彼女のことはもちろんすぐに分かりましたよ。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-21 22:30
>march321kさん
もしかしたら気づかないで見たことある作品、1本くらいあるかもしれませんね。本当に嬉しい出会いでした。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-21 22:32
> dandanjunjunさん
はい、パソコンに向かって普通に事務仕事してましたよ。
82歳、想像以上に素敵な女性です。
実は買い忘れたものが1冊あるので、本当にまた寄らせてもらおうと思ってます(彼女が常にいるとは思えませんが)。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-21 22:38
>kimiさん
女性の映画監督は他にもいますが、考えてみると、多くの名作を作り上げてる人といったら彼女くらいしかいないのでは?と思いますね。
同じく「アニエスの浜辺」にはやられました。日本版DVDが欲しいなぁと思い始めてます。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-21 22:42
>Sayakaさん
アニエスは、ずっとずっと自分のスタイルのようなものを持ち続けてる人。フランス(パリ)には特にそういう女性が多いけれど、そういう人たちから見ても、アニエスは特別なんじゃないかとさえ思えて来ます。
誕生日にシャルロットかぁ・・・。彼女が大好きなの知ってるから、そういう話しを聞くとこちらまで嬉しくなります。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-21 22:44
>harnharnさん
野外でジャック・ドゥミですか!そんなに前の話しじゃないですよね。アニエスは現在82歳だそうです。髪型が独特だけど似合ってる。ああいうオリジナルな人、大好きです。
これからも素敵な人をたくさん見て、元気を貰いましょうね。
Commented by A・C at 2011-03-22 03:27 x
アニエスヴァルダ、カンフーマスターと、あとフェミニズムが題材の…題名忘れたw観たことあります。何かの写真で見たのですが、お年を召されてもなお可愛いらしい風貌の方ですね。僕も好きです。
それにしても、そんなサラッと出会ってしまえるとは…パリすごい。
Commented by Parisienne at 2011-03-22 05:32 x
お久しぶりです。なんて素敵な出会い!!
アニエス・ヴァルダ、大好きな監督の一人です。
震災のことで日々元気を失っていた時に、おもわず明るい気分になりました。ありがとうございます。
ところで、サラの鍵の作者のタチアナ・ドロネ、彼女自身がモンパルナスの住人だそうですよ。Le Selectの仲良しギャルソンから聞きました。ここのカフェにもたまに寄るようです。
Commented by リネン at 2011-03-22 21:03 x
ただ今、大阪に長期出張中です。

ママさん、あのガラス張りの扉を押されたのですね!ヴァルダとドゥミの映画の話をしたなんて、素敵すぎます。

でもドゥミとヴァルダの街、モンパルナスに住まわれているママさんなら、いつかヴァルダと話す機会があるのではと何となく思ってました。

もし私がヴァルダに会ったなら、「5時から7時までのクレオ」が大大大好きだ伝えるだろうなぁ。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-22 21:57
> A・Cさん
フェミニズムが題材って、「歌う女、歌わない女」でしょうかね。私も1度しか見てませんが、20代で見て、もの凄く感銘した作品です。
あと最近、子供を公園に連れて行く際に、毎回、フランス人のミュージシャンがカフェで朝食を食べてるところに出くわします。でも名前が出て来ません。今度、意地でも名前を調べてみようと思ってます。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-22 22:02
> Parisienne さん
こんにちは。
アニエス・ヴァルダって、フランスではともかく、日本ではもの凄く過小評価されてる監督の1人だと思います。昔の一連の作品をいろいろ見直したいです。
モンパルナスタワーを写した写真の2枚目、ご存知かもしれませんが、Le Selectから100メートルくらいの所から撮りました。撮りながら、あの本の主人公もこの辺に住んでるという設定だったのだろうなぁと考えてたところです。作者本人もモンパルナス在住なんですね。そうじゃなかったら「買い物はフランプリとイノで・・・」なんて書けませんよね。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-22 22:09
> リネンさん
出張、お疲れさまです。
上では分かりやすいように「ジャック・ドゥミ」と書きましたが、本当は「ジャックの映画は好きですか?」と聞かれました。シンプルに「ジャック」と言われたところにもの凄く、アニエスからドゥミへの愛情を感じましたよ。
クレオは私もDVDを持っていて、もちろん大好きですが、今は1度しか見てない「歌う女、歌わない女」を見直してみたい気持ちでいっぱいです。

Commented by A・C at 2011-03-23 00:36 x
>Qtaro-mamaさん
「歌う女、歌わない女」多分それです。女性の一団が車で巡業していたような記憶があります。僕も随分前にVHSでしか観てません。
上で仰られた通り過小評価ですね。あまりレンタルでも見かけないし、DVDBOXでも買わないと全作観れないかもです。
そのミュージシャン気になりますね。大御所ですか?

余談ですが昔ジム・モリソンの墓参り(パリの詩人の墓地と聞きました)をした時、 ドキュメント映画にも写っていた墓の胸像は盗まれちゃったよと、ヴァン・モリソン似のタクシー運転手に言われました。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-23 22:21
> A・Cさん
ミュージシャンは大御所だと思います。年齢も50代くらいかな。フランスのロック系、あまり興味がなくて名前とか覚えられません。
ジムモリソンのお墓がある墓地には行った事ないのです。今住んでる場所からはちょっと遠くて・・・。うちから散歩がてら行けるようなモンパルナス墓地には、有名な人だとセルジュ・ゲンズブール、そしてジャック・ドゥミのお墓もあります。ジャック・ドゥミ夫妻とジム・モリソンは結構仲が良かったみたいですね。
Commented by A・C at 2011-03-24 00:35 x
>Qtaro-mamaさん
度々お答え頂きスミマセン。お付き合い頂き有難うございます。
僕もフランスのロックで50代くらいだとラシッド・タハくらいしか知りません。
ペールラシェームとかいう墓地でしたね。確かにモンパルナスも有名な墓地で、最初に間違えた行った事を思い出しました。
ジム・モリソンがジャック・ドゥミ夫妻とですか。初耳です。でもジムも映画やってた人だから納得です。
Commented by naoaoi8 at 2011-03-24 02:24
素敵な話です。自分のことで恐縮ですが、東京の水道水を乳幼児には控えるようにとニュースがあり、スーパーに水を探しに行くことがちょっと憂うつになってました。この話を読んで気持ちが切り替りました。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-24 17:15
> A・C さん
そうですね、ペールラシェーズです。
ジャック・ドゥミの「ロバと王女」の撮影にジム・モリソンが来てるのを何かで見ましたよ。
ラシッド・タハの名前が出て来てちょっとビックリです。
Commented by Qtaro-mama at 2011-03-24 21:11
>naoaoi8さん
スーパーの在庫はどうですか?水は結構売り切れてしまってるお店が多いんでしょうね。子供がいると別の意味で不安を感じますよね。
Commented by A・C at 2011-03-24 22:50 x
>Qtaro-mamaさん
ペール・ラシェーズ…一文字間違えたwお恥ずかしい。

そんな逸話があるのですか。面白い情報有難うございます。

タハは移民の人だし、ちょっと方向違ったかもですね。僕、彼以外は極端に古い世代しかフランスは知らないのです。

失礼しました。
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