モンパルナス

新藤兼人 「鬼婆」

昔、パリに観光で来てた頃、友達のフランス人同僚たちと中華料理を食べに行きました。そこで、私が日本人だと知ったその中の1人が、「昨日、日本映画を見たんだよ」と話しかけて来たのです。

それで私は、「クロサワか大島渚あたりでも見たのかな?」と思い、「何を見たのですか?」と丁寧に尋ねると、

「おにばば」と一言。

ONIBABA・・・予想してなかったその言葉に、私は口に入ってた中華料理をマンガのように前に向かって吹き出してしまいました。

そういうタイトルの作品が存在することを知らなかった私は、フランス人からまさかこの言葉が発されるとは思わず、本当にビックリしてしまったのです。

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鬼婆
監督:新藤兼人

以前見たときは、ひたすら「怖い」という感想を持ちましたが、今回は乙羽信子の演技(メイク含む)に釘付けとなりました。寓話的なストーリーが映像と合って、やっぱり最後は怖いです。

こちらに新藤監督と乙羽信子さんの二人のお話しが載っています。乙羽さんの監督に対する思い、本当に素敵で、涙が出そうです。
by Qtaro-mama | 2010-05-28 05:30 | 映画 | Trackback | Comments(4)
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Commented by dandanjunjun at 2010-05-28 14:41
読ませていただきました。胸が熱くなります。例えば「鬼婆」を、私なら自分の為だけにはできない。監督のためにって思いが感じられます。まさか嫁役の女優さんにそんな想いを抱いていたとは、女の人なんですね。
Commented by Q太郎ママ at 2010-05-28 22:44 x
> dandanjunjunさん
例えばこの「鬼婆」が外国の映画祭などで上映される。上映後の舞台挨拶などで乙羽信子さんが髪を丁寧にまとめ、着物姿などで出てくる。あまりのギャップに、観客は驚かずにいられないと思います。主演女優賞決まりです。
嫁役の女優さん、どこかで見たことあるなぁ(目に力のあるきれいな人です)と思ってたら、芳村真理さんの妹さんで、元旦那様は石立鉄男さんだそうです。
Commented at 2010-05-31 02:37
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Qtaro-mama at 2010-05-31 05:11
>鍵コメさん
想う人、想われる人、みなさんそれぞれ立場は違っても、こういう話しを読むと胸が熱くなるのは一緒でしょうか。
乙羽さんは長年、忍ぶ立場でした。表には出ない彼女の苦労などを勝手ながらいろいろ想像してしまって・・・。
また機会があったら、お話しを聞かせて下さいね。
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