モンパルナス

ジム・ディキンソン「ディキシー・フライド」

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デキシー・フライド

by ジム・ディキンソン


今年の夏、日本に帰る前の1ヶ月くらい、ずっとずっとこのCDを聞いていた。朝、食器を洗うときに聴いて、夕方、ご飯を作るときにも聴いて・・・

毎日聴いても全然飽きない・・・そんな音楽。

それから1ヶ月くらい経った頃、これを作ったミュージシャンの訃報が飛び込んできた。

彼の名前はジム・ディキンソン(James Luther Dickinson)。メンフィスに住み、ピアニスト、シンガーとして活躍しながら、プロデューサーとしても良く知られていた。

彼に初めて会ったのは、多分、彼の50歳の誕生日パーティにて。それ以前から彼の仕事のファンだったし、メンフィスにも行ったことがなかったので、招待された別の友達に頼み込んで私も連れて行ってもらった。

その誕生日には、アメリカ中から彼を慕ったミュージシャンがたくさん来ていて、彼の人脈の広さを感じる凄いパーティだった。でもジム本人は全然気取ったところがなく、とにかく音楽が好きでたまらない普通のおじさんといった雰囲気。

その後も会う機会は何度かあったけど・・・彼の演奏を見たのは2回くらいかな。でもその2回とも、彼のキーボードには鳥肌が立ちましたよ。あれは実際に体験しないと分からない・・・魔法の音。

上に写真を載せた「ディキシー・フライド」は、元々72年に出した彼のソロアルバム。長年、入手不可能だったけど、90年代にまず日本のみで再発された。その後ジムに会った時に、日本でのリリースの話しをしたら、めちゃくちゃ喜んでいたなぁ。

そしてジムに最後に会ったのは、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスがメンフィスでレコーディングをした時。もちろんジムがプロデュースを担当。でもあの時は、スクリーミンジェイが強烈過ぎて、ジムとのやり取りを覚えてない。まぁ、スクリーミンジェイもその後すぐに亡くなってしまったので、あのレコーディング自体は私にとって忘れられないものかなぁ。

享年67歳。まだまだこれからも活躍してもらいたかったし、なにしろ既にプロとして活躍してる2人の息子たちとの絡みも見たかった。

思い出話しみたいなのが多くなってしまったけど・・・最後に言いたいのは「ディキシー・フライド」は名盤!という事。

泥臭い音が好きな人には本当にお薦めです。
by Qtaro-mama | 2009-12-30 19:22 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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