モンパルナス

ジョン・カサヴェテス「こわれゆく女」「チャイニーズブッキーを殺した男」

テレビでジョン・カサヴェテスの「こわれゆく女」、そして「チャイニーズブッキーを殺した男」を見た。忘れないうちに簡単に感想を。

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まずは「こわれゆく女」。これは三人の子供を持つごく平凡な夫婦の話し。仕事の忙しい夫の隣で、妻はだんだんと精神のバランスを崩していく。妻を演じるジーナ・ローランズがやっぱり凄くて、神経症を煩ってます風なメイクとか本当にリアル。これはやっぱりジーナ・ローランズの映画かと思いきや、途中から夫役のピーター・フォークがこれまた素晴らしいことに気がついて、ん〜、久しぶりに刑事コロンボをシリーズで見たくなった。

もちろんカサヴェテスの演出も素晴らしくて、最後、父親に制止されても子供たちが何度も何度も母親に駆けつけるシーンが泣けた。普通、あそこまで繰り返しやらないよなぁ。

「チャイニーズブッキーを殺した男」は、まさに男の世界。だけどお店の女の子たちと出かける所や、自分の店のショーを長々と見せるところも好き。ベン・ギャザラの魅力が満載で、彼ってセクシーな俳優だなぁと思わさざるをえない作品。

これを機会にカサヴェテスの他の作品も見直してみたい。
by Qtaro-mama | 2009-12-22 17:57 | 映画 | Trackback | Comments(6)
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Commented by dandanjunjun at 2009-12-23 15:48
ピ^ター・フォークも良かったですよね。ジーナ・ローランズのこわれ行く様と、衣装も大好きです。また観たくなりました。
Commented by Qtaro-mama at 2009-12-23 17:44
> dandanjunjunさん
ジーナ・ローランズの洋服は全て可愛かった。自分ももうちょっと明るい色を着ようと思いましたよ。
私が好きな「ハズバンズ」はカサヴェテス、ピーター・フォーク、ベン・ギャザラ、この3人が主役なんですよ。
Commented by saudade1982 at 2009-12-24 06:31
壊れ行く女は初めて見たときローティーンだったのもあってか、なぜジーナローランズがあのように陥って行くのか分かりませんでした。でも色々な経験を経て、ジーナローランズの苦しみが分かるような気がしてきました。数年前パリのサンジェルマンデプレで観たとき会場では大爆笑のおじいちゃんがいましたが、あのおじいちゃんはなぜ爆笑してたのか気になります。
アルモドバルの『母の総て』も今観るからリアリティがあります。公開当時は登場人物に感情移入が出来ませんでした。
Commented by Qtaro-mama at 2009-12-24 08:22
> saudade1982さん
どんな作品でもその時に置かれた自分の環境によって、見方が違ってくるというか、やっぱり前見た時とは違う感想を持った・・・という作品も結構多いですよね。
大爆笑のおじいちゃん・・・どこが面白かったのかな?私も気になる。
アルモドバスの作品もそうですね。結婚する前と後でも違うし、子供を持つ前は分からなかったことも今はちょっとだけ分かったり・・・最近見直したい作品がたくさんあります。
Commented by kimi at 2009-12-26 19:59 x
子供たちが必死で母親をかばう姿には私も胸が熱くなりました。
下の男の子、どこかで見たなと思ったら「大草原の小さな家」でインガルス一家の養子になるアルバート役の子でした。
実は「チャイニーズ・ブッキー」のほうはちゃんと観たことがないのでぜひ観てみたいです。
Commented by Q太郎ママ at 2009-12-27 02:17 x
> kimiさん
あの子供たちのシーン、本当にリアルでした。
カサヴェテス夫妻の子供たちかなぁくらいにしか思ってませんでしたが、下の男の子は役者だったのですね。「大草原の小さな家」はほとんど見たことないのですが、気づいたの凄いです。
「チャイニーズ・ブッキー」はフィルムノワールの世界です。他のカサヴェテスの作品とはちょっと違うように感じます。
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