モンパルナス

アレクサンダー・ソクーロフ 「太陽」

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アレクサンダー・ソクーロフの「太陽」を見てきました。イッセー尾形が昭和天皇を演じてる事で話題(?)の作品です。



パリで上映されているのは現在2館ほど、初回の11時に行きましたが、結構お客さんが入っててびっくりしました。やっぱりパリくらいだとソクーロフという事で見に来る観客がまだまだ居るんですね。肝心の映画の方は、ソクーロフスタイル健在という感じでした。見に行くか迷いましたが、結局、見逃さなくて良かったと思いましたよ。

ソクーロフの作品が初めての人には、彼のテンポに最初戸惑うかもしれませんね。決して娯楽作品ではありません。日本では内容がデリケートなだけに、公開がまだ未定のようですが、私は映画の作品として見るには、特に問題ないのではと思いました。

先週は、ずっと見逃していた「lonesome Jim」を見ました。俳優としても有名なスティーブ・ブシェミの監督作です。一応、主演はケーシー・アフレックとリブ・タイラーという事になるのかな。でも私はお兄さん役のKevin Corriganにハマった。時々見る顔だけど、今まで意識した事ありませんでした。これからは、私の中での注目俳優No.1です。

「トゥリーズ・ラウンジ」も大好きだったけど、この「lonesome Jim」も、スティーブ・ブシェミ自身が楽しんで作ってる雰囲気が伝わってきます。小粒ながらも、見終わった後「良かったよぉ」と友達に報告出来るような、そんな作品です。

私が公開を楽しみにしてる作品に、「Paris, je t'aime」があります。パリには20の区があるのですが、世界の20人の監督がそれぞれの区を舞台に撮ったオムニバスです。コーエン兄妹が担当している1区の作品に、スティーブ・ブシェミが観光客の役で出てるらしく、なんとなく見る前から、彼のドタバタぶりが目に見えるようで、とっても楽しみなのです。
by Qtaro-mama | 2006-03-09 22:47 | 映画 | Trackback | Comments(5)
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Commented by 秋津 at 2006-03-10 10:38 x
わたしはだいぶん前からハリウッド(及びそれ的)作品が好きじゃないので、観たい作品が限られて困ります。10代後半(70年代)の映画作品には、なんらかの形で社会批判のテーマ(傾向)があり、なにを観ても面白味を感じた気がしますが、昨今の映画は“エンターテインメント”というか暇つぶしに観る作品のようで、わたしとしては暇つぶしに1800円も出す余裕も意欲もありませんよ、ていう感情です。フランスと違って、文化にカネを使わない(使ってこなかった)日本では、今では、人々は文化や芸術やによる感動をさらさら求めていない状態にまで達した観があります。「泣ける」映画だとか言って刹那的・表面的な自己満足(陶酔)を求めて、現実から逃避するのみです。
しかたなく日本映画を観てますが、たまたま借りたソ連作品『パパってなに?』(原題“盗人”)97年作は、わたしの好きな『ペレ』デンマーク作品に通ずるところのある良作でしたよ。日本映画では『alway`s 三丁目の夕日』が楽しみなくらい。
Commented by 秋津 at 2006-03-10 10:52 x
(訂正)
『パパってなに?』は、勿論ソ連ではなくロシア=フランス作品。ソ連は残念ながら91年で消滅。
この監督パーヴェル・チュフライは、ソ連の名作『誓いの休暇』59年の監督・グリゴーリ・チュフライの息子とのこと。
『ペレ』は87年作品。87年作品には各国で名作が多いというのは、わたしの独断的管見。
Commented by Qtaro-mama at 2006-03-11 01:13
映画に限らず、やはり文化や芸術にかけてはフランスは恵まれていると私ですら感じます。子供の時からそういう物に触れる機会がとても多いです。
「パパってなに?」、私も見ましたが、ストーリーはだいぶ忘れてしまいました(男の子の顔は思い出せます)。グレゴーリ・チュフライの息子だったのは知りませんでした。「誓いの休暇」は大好きな作品で、映画館で3回は見てます。でもこういう作品が見れる映画館も今では東京にでさえありませんね。残念な事です。「ペレ」の名前が出て、なぜかいつも思い出すのは「木靴の樹」というイタリアの作品、こちらも大好きです。87年の作品、私も気をつけて見てみますね。
Commented by rbhh at 2006-03-11 07:58
こんばんは!
ブシェミの新作ご覧になったそうで、うらやましい限りです〜。
Kevin Corriganは私も秘かに注目してました。私はハル・ハートリーが好きなんですが、彼の「ヘンリー・フール」にも出ていたんですよね。
あの見かけなので、勝手にゴリラなんて呼んでいるのですが、それはやっぱり失礼ですよね…。
「Lonesome Jim」観たくてたまりません〜。「Paris, je t'aime」も面白そうですね!
Commented by Qtaro-mama at 2006-03-12 00:34
>rbhhさん
Kevin Corrigan、ヘンリーフールにも出てるのですか。ん〜、覚えがないですね。今回彼の顔を見て思い出したのは「バッファロー66」に出てたという事。ゴリラですかぁ。私は意外と美青年なのを隠す為に、大きな眼鏡などをかけるのが多いのかなぁと思ってます。
「Lonesome Jim」、そちらでも早めに公開されれば良いですね。
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